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Word 2016 の更新プログラム適用後に表内の文字列が表示されない [Word]

この現象は、企業・法人向けの MSI インストール形式の Office 2016 だけ限定で発生することが確認されていて、一般ユーザー向けのクイック実行版 (C2R: Click to Run インストール) では発生が確認されていないそうです。

私の手元にある Office 2016 Professional Plus は クイック実行版なので、この現象は再現されませんでした。

影響のある更新プログラムは
Word 2016 対象の2017 年 8 月 8 日の更新プログラム (KB3213656)
Word 2016 対象の2017 年 9 月 5 日の更新プログラム (KB4011039)
の2件で、WSUS などにより配布の場合は、配信対象から除外して、適用されないように対処が必要となるそうです。
既に適用されてしまっている場合は、該当の更新プログラムを削除と、再適用されないようにする対応が必要になります。

Word 2016 の更新プログラム適用後に表内の文字列が表示されない

以下によると、現在修正を実施しているようで、10月3日の月次の定例更新で修正版をリリースする予定だそうです。

更新プログラム KB 3213656 または KB 4011039 をインストールした後、Word または Outlook で結合された表のセルが正しく機能しない


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Word 2016 とインターネット接続について [Word]

企業、法人向けのボリュームライセンス版の MSI インストール形式の Office を除いて、主に一般ユーザー向けに販売されている Office 2016 は Click to Run (C2R) 形式のため、ダウンロードによるインストールとなっているため、インターネット接続環境が必須になっています。

Office の起動時や一部機能の使用時にインターネットへ接続する動作になっていると、以下の Office Blog 記事に書かれているので、インターネットに接続しないでオフラインで使用した時に、以下の参考情報に書かれている機能の動作はどうなるか確認してみました。
今回は Word 2016 の動作で確認してみましたが、Excel 2016、PowerPoint 2016 などのオンライン機能も同様の結果になると思います。

Office 2016 が行うインターネット接続について

ヘルプ ➜ 指定するとエラーが表示されてきます。
・オンライン テンプレート ➜ タイムアウトなどのエラーが表示されてきます。
 注) インターネット接続が途中で切断された場合はキャッシュされるため正常に表示されます。
[挿入] タブにある [オンライン画像]、[オンライン ビデオ]、[オンライン オーディオ]
 ➜ 指定するとエラーが表示されてきます。
[挿入] タブにある [ストア]、[ウィキペディア]
 ➜ 指定すると、ネットワークエラーが表示されてきます。
[校閲] タブの [翻訳] で、Bing 等のオンラインのサービスでの検索
 ➜ 指定しても反応せず、エラーも表示されません。
[ファイル]タブの[開く]にある OneDrive へのアクセス
 ➜ネットワーク接続エラーが表示されてきます。

zu-028-1.jpg

上記のオンライン機能を使用しない場合、Office 2016 のアプリを起動して、ローカルで新規作成、編集や、ファイルを開いたり保存することは可能です。
Microsoft アカウントのサインインをしないで、ローカルアカウントで Windows にログインして使用することもできます。
ただし、Microsoft アカウントは 1年以上 サインインをしないでいると、アカウントが削除されてしまうので注意が必要です。
削除されてしまうとオンライン修復や再インストールなどができなくなり、ライセンス認証も無効になってしまう場合があるようです。


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Word Viewer のダウンロード提供終了、その他の Office Viewer のサポートについて [Office全般]

Office の無い PC で Word 文書の閲覧表示できる Word Viewer が無償ダウンロードで入手できましたが、2017年11月で提供を終了してダウンロードできなくなるようです。

Word Viewer の提供終了と Office Viewer 製品のサポートについて


Word Viewer は Office 2003 相当の機能で、Office 2003 は 2014年にサポート終了となっているためですが、ダウンロードは可能となっていました。

その他の Excel Viewer、PowerPoint Viewer 2007 については、Office 2007 が 2017年10月10日でサポート終了となるので、それほど遠くない時期に廃止になると思われます。
PowerPoint Viewer は Office 2010 相当の機能なので、Office 2010 のサポートが終了する 2020年10月まではダウンロードが可能なようです。

これらの Viewer ソフトは、Office のサポート終了に合わせてセキュリティ更新プログラムの提供も終了になりますので、使用し続けるのは避けて、無料で使用できる新しい Office Mobile や Office Online を利用して閲覧表示することをお勧めします。
無料で使用できる Office Mobile や Office Online は、閲覧だけでなく基本的な編集機能が利用できます。


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Word で印刷時に一部の文字が印刷されなくなる現象 [Word]

行間を固定したいために、段落の行間を [固定値] 設定しているような箇所に、空のオブジェクトを挿入すると、オブジェクト範囲と重なる文字列が印刷されない現象が発生します。

Office Blog の記事より抜粋
特定の Word データで印刷すると一部が白く抜ける

現象の再現
(1) 文字列あああ、いいい、うううの3行を入力して、段落の行間は固定値に設定し、カーソルを行頭に移動。
zu-027-1.jpg

(2) [挿入]タブ➜テキストグループの[オブジェクト]➜Bitmap Image を選択。
zu-027-2.jpg

(3) ペイントが開くので、何もしないで閉じる。
  または、描画領域を塗りつぶしで色を付けて閉じる。
zu-027-3.jpg

(4) カーソルのある文字列の行頭に、空のオブジェクトが挿入されて文字列が移動する。
  挿入された位置をクリックするとオブジェクトが点線枠で表示される。
  塗りつぶした場合は、固定値の行間の幅だけ色が表示される。
zu-027-4.jpg

(5) [ファイル]タブ➜印刷を指定する。印刷プレビューではすべての文字列が表示されている。
zu-027-5.jpg

(6) 印刷を実行する。
  空白のオブジェクトに重なる文字列がオブジェクトに隠れてしまい印刷されない。
  オブジェクトの大きさにより、隠れてしまう範囲は変わります。
  オブジェクトが塗りつぶしされていると、オブジェクト全体に色が付くので、オブジェクトの影響とわかる。
zu-027-6.jpg

対処方法
・空白のオブジェクトは意味が無いので削除する。または挿入をしない。
・図やオブジェクトを挿入する段落の行間設定は[固定値]に設定しない。
・図やオブジェクトを挿入の場合、[文字列の折り返し]を[行内]以外で挿入する。
などの方法で文書を作成するようにする。

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ワードアート末尾の段落記号を表示しないようにする方法 [Word]

Microsoft Word には、デザインした文字列を作成できるワードアートという機能があります。
[ホーム]タブ➔段落グループの[編集記号の表示/非表示]がオンになっていると、Word 2010以降のバージョンで作成したワードアートの文字列の末尾に段落改行記号が表示されてきます。

描画ツール[書式]タブの、ワードアートのスタイルの[文字の効果]➔変形で、文字列の形状を選択して変形をすると、変形形状の種類によって段落記号も変形されて表示されます。(段落記号が表示されない変形形状もあります)

印刷のプレビューの表示で確認できますが、通常の文字列の段落改行記号と同じ編集記号なので、画面上に表示されるだけで、変形された段落記号になっていても印刷されることはありません。

zu-026-1.jpg

とはいえ、画面上の文字列の最後に意図しない形状の段落記号が表示されると、気になってしまう人もいるのではないかと思い試してみました。
通常の文章の文字列の段落記号は表示をしたままで、ワードアートの文字列末尾の段落記号だけを表示しないようしたい人もいるのではないかと思います。

zu-026-2.jpg

結果として、文字列の変形で段落記号が通常の段落記号と異なる形に変形表示されている場合は、ワードアートの段落記号だけ表示しないようにすることができました。

手順は、ワードアートの文字列末尾の段落記号のみを選択➔描画ツール[書式]タブ➔ワードアートのスタイル、または図形のスタイルグループの右下の小窓(図形の書式設定/文字の効果の設定)を選択します。
図形の書式設定ウィンドウで、文字オプション➔[文字の塗りつぶしと輪郭]を選択し、文字の塗りつぶしを「塗りつぶしなし」、文字の輪郭を「線なし」にすると、末尾の段落記号が表示されなくなります。

なお、通常の文字列と同じ 記号で表示されている場合は非表示にすることができず、[編集記号の表示/非表示]をオフにして表示しないようにするしかないようです。

zu-026-3.jpg


その他
標準のワードアートは、テキストボックスに入力した文字列を、[文字の効果]でデザインしたスタイルの文字にした場合と同じす。
デザインしたスタイルの文字にすると、ワードアートスタイルの編集機能が使用できるようになります。
以下はテキストボックスに入力した文字の例です。

zu-026-4.jpg

関連するワードアートの情報
Microsoft Word のワードアート作成機能

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任意の文字数と行数のマス目付き原稿用紙を作成する方法 (2) [Word]

しばらく前に書いた記事で 任意の文字数と行数のマス目付き原稿用紙の作成方法 というのがあるのですが、この時に書いた方法と比べて簡単に作成できる方法が見つかったので、改めて以下に紹介します。

Word の原稿用紙設定について
Word の原稿用紙設定には、次の2種類があります。

(1) 市販の原稿用紙への印刷など、用紙に等間隔で文字を配置するための原稿用紙設定
[レイアウト]タブのページ設定で、[文字数と行数]タブの文字数と行数を指定するを「原稿用紙の設定にする」にして、通常の文書作成と同様に、用紙サイズ、余白、文字数と行数などを指定して、文字を等間隔に作成する方法で、これは市販されている原稿用紙に文字だけを印刷したいような場合に使用します。

(2) [原稿用紙設定]ウィザードで作成するマス目付きなどの原稿用紙設定
[レイアウト]タブの[原稿用紙設定]でマス目付き原稿用紙を作成して、白紙の用紙に印刷する方法です。
作成できるマス目の文字数と行数は20字×10行と20字×20行の2種類だけで、それ以外の文字数または行数の原稿用紙が作成できません。

今回紹介する方法は、原稿用紙ウィザードの原稿用紙設定で作成されるマス目付き原稿用紙を利用して、任意の文字数と行数のマス目付き原稿用紙に変更をしてしまう方法で、マス目を構成している図形をそのまま利用して編集して、新たな原稿用紙の様式を作成してしまう方法です。
作成手順の概要は次のような方法で行います。

① [レイアウト]タブの[原稿用紙設定]で、マス目付き原稿用紙を指定して原稿用紙を作成する。
     ↓
② [ファイル]タブ➔オプション➔アドイン➔管理:[COM アドイン][設定]で、使用できるアドインの Word原稿用紙アドインのチェックをなしにして、作成された原稿用紙のヘッダーを表示し、グループ化して作成されているマス目の図形をコピーする。
     ↓
③ [ファイル]タブ➔新規で新規文書を開いて、ページ設定の内容を、マス目付き原稿用紙のページ設定と同じ内容に設定し、新規文書のヘッダーにコピーしたマス目の図形を貼り付けする。
     ↓
④ 新規文書のページ設定で、作成したい原稿用紙のフォントおよび文字数と行数に変更する。
     ↓
⑤ 新規文書のヘッダーの表示を閉じて、マス目用の図形の位置合わせを行うガイド用の文字をページ一杯に入力する。
     ↓
⑥ 変更する文字数と行数に合わせたマス目用の図形の幅・高さ寸法を求めて、再度ヘッダーを表示し、同じ種類の図形を複数選択して、描画ツール[書式]タブのサイズで図形の寸法を変更し、矢印方向キーで図形の位置合わせを行う。マス目両端部の図形、文字間を区切る図形、行間を区切る図形について変更をする。
     ↓
⑦ 1行の文字数、1ページの行数を少なくする場合は、文字または行を区切る図形は不要な分だけ選択削除する。
文字数や行数を増やす場合は、不足する個数分だけ図形をコピーして、文字位置に合わせて位置合わせを行う。
     ↓
⑧ ヘッダーの表示を閉じて、本文に入力したガイド用文字を削除する。
     ↓
⑨ 任意の文字数、行数でマス目を作成した新規文書を、名前を付けて保存して閉じる。
[原稿用紙設定]で表示した文書は、使用できるアドインのWord原稿用紙アドインのチェックを元に戻してから閉じる。

以上のような手順で、任意の文字数と行数の原稿用紙が意外と簡単に作成することができます。
ページ設定、図形のサイズ変更、位置合わせ操作などに慣れれば、あまり時間をかけずに作成できると思います。
以下に具体的な作成手順を紹介します。

1. マス目付き原稿用紙のコピーを作成する
初めにWordを起動して、[レイアウト]タブの[原稿用紙設定]を選択し、原稿用紙設定ウィザードでスタイルを[マス目付き原稿用紙]、文字数×行数を[20 × 20](または[20 ×10])、罫線の色(既定は緑)、用紙サイズ(既定はA4)、印刷の向きを縦(または横)に選択して、マス目付き原稿用紙を作成・表示します。

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図1. 原稿用紙作成ウィザードで、マス目付きの原稿用紙を作成する

2. 原稿用紙アドインを無効にして、原稿用紙の枠線をコピーする
マス目付き原稿用紙が表示されたら、[ファイル]タブ➔オプション➔アドインと選択し、管理:[COM アドイン]で[設定]ボタンを押して使用できるアドインを表示します。
使用できるアドインの一覧に Microsoft Word 原稿用紙アドインがあるので、手前のチェックボックスをクリックしてチェックを「なし」にして、[OK]でWord原稿用紙画面に戻ります。

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図2. 使用できるアドインの Microsoft Word 原稿用紙アドインのチェックを「なし」にする

表示されている原稿用紙の上部余白部でダブルクリックするか、または[挿入]タブ➔ヘッダーとフッターグループの[ヘッダー]➜ヘッダーの編集を選択してヘッダーを表示します。
マス目の枠線(罫線)が選択可能になり、マス目をクリックすると全体を囲むグレーの枠線が表示されます。(マス目の枠線は全体がグループ化されています)
この状態になった時、Ctrl+C を押すか、または右クリックして[コピー]を選択、または[ホーム]タブ➔クリップボード グループの[コピー]を選択して、マス目の枠線をコピーします。

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図3. 原稿用紙のヘッダーを表示してマス目をクリックし、Ctrl+C または右クリックのコピーなどで枠線をコピーする

3. 新規文書を開いてページ設定を行う
[ファイル]タブ➔新規➔白紙の文書を指定して、新規文書を表示します。
原稿用紙文書の[レイアウト]タブ➔ページ設定グループの[ページ設定]ダイアログを指定して、ページ設定の文字数と行数、余白、用紙サイズ、その他のヘッダーとフッターの用紙端から距離の内容を参照して、新規文書のページ設定の内容を同じ設定にします。

原稿用紙のページ設定内容
[文字数と行数] 方向: 横書きまたは縦書き
           文字数と行数の指定: 任意に作成する原稿用紙の設定にする
           文字数,行数:原稿用紙に合わせて20, 10 または 20, 20 にする
[余白] 上,下:25.4 mm、左,右:30 mm、用紙の向き:縦または横
[用紙] 用紙サイズ:A4(既定)
[その他] 用紙の端からの距離:ヘッダー,フッター共に 0 mm
注)[文字数と行数]を設定する場合は、[フォントの設定]ボタンで使用するフォントとサイズを設定してから、文字数と行数を設定するようにします。

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図4. 原稿用紙ではヘッダーとフッターに直接文字列の書き込みはしないので 0 mm にしておく

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図5. 用紙の向きが縦横どちらの場合も、余白の設定は同じ値となっている

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図6. 文字数と行数を設定する前に、下部にある[フォントの設定]で使用するフォントとサイズを設定してから文字数と行数を指定する

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図7. 原稿用紙ウィザードで作成のフォントサイズは10.5 ptになっていますが、任意作成の原稿用紙ではマス目の大きさに合わせてフォントサイズは変更が可能
[詳細設定]のカーニングを行うのチェックを「なし」の状態にしておく

4. 新規文書にマス目の枠線を貼り付けする
新規文書の上部余白部でダブルクリックするか、または[挿入]タブ➔ヘッダーとフッター グループの[ヘッダー]➜ヘッダーの編集を選択してヘッダーを表示します。
Ctrl+V を押すか、用紙上で右クリックして[貼り付け]を選択、または[ホーム]タブ➔クリップボード グループの[貼り付け]を指定して、原稿用紙からコピーしたマス目の枠線を新規文書のヘッダーに貼り付けします。

原稿用紙ウィザードでヘッダーとフッターを指定した場合は、マス目上下のヘッダーとフッターにテキストボックスが作成されています。
必要ならこれらもコピーして貼り付けしても良いですが、後で追加作成することができます。

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図8. マス目の枠線図形を貼り付けすると、ページ四隅の裁ちトンボ(L形マーク)に合わせて貼り付けされる

5. 原稿用紙の位置設定を変更する
新規文書のヘッダーに貼り付けたマス目の枠線は、ページ四隅に薄色グレーで表示されているL形の線(裁ちトンボ)に合わせて配置されるはずですが、位置がずれて貼り付けされる場合は、描画ツール[書式]タブ➔配置グループの[位置]➜[その他のレイアウトオプション]で、レイアウトの水平方向、垂直方向の位置を合わせます。

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図9. マス目全体の位置合わせをする時は、[位置]➜[その他のレイアウトオプション]で設定する

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図10. 右方向と下方向の距離(余白の値)になっているが、配置の基準を余白で合わせることもできる
マス目の枠線が動かないように、オプションの「文字列と一緒に移動する」のチェックは「なし」にしておく

6. 原稿用紙の枠線について
任意の文字数と行数の原稿用紙を作成するには、文字の枠線の編集が必要になりますが、この枠線がどのように作成されているか簡単に説明しておきます。
原稿用紙の枠線は、外枠、上下または左右両端の余白枠、文字列の行間の区切り枠、個々の文字を区切る枠線などで構成されており、これらはすべて塗りつぶしされた長方形の図形で、全体が一つにグループ化されています。
グループ化されたそれぞれの図形は、前面/背面の組み合わせにより、文字の入力枠に見えるようになっています。
任意の文字数と行数の原稿用紙にするには、この長方形図形の幅と配置位置を変更することになります。

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図11. 文字枠を示す枠線は、すべて塗りつぶしされた長方形の図形で作成されている
図形の外側に表示されるグレーの枠線は、図形のグループ化を表している線です

例えば、縦書きの原稿用紙の場合、文字用の図形(薄紫色の図形)は左右幅一杯の長さで、1行の文字数分の個数が作成されており、隣接する枠線の重なり部が二重線とならないように、文字列の順に前面配置になるようになっています。
上下または左右両端部の縦長の図形(黄色と水色の図形)は、文字列用の図形の前面となる配置で作成されているので、横長の長方形の図形と組み合わせて文字単位の枠に見えるようになっています。
マス目両端の図形(黄色)の幅は、文字列の行間を区切る図形(水色)の幅の1/2になっています。
任意の文字数と行数の原稿用紙にするには、横長の図形(薄紫色)の幅と位置、および縦長の図形(黄色と水色)の幅と位置を文字位置に合わせる変更、および図形の追加や削除をする編集作業になります。

個々の枠線図形、または複数の枠線図形を選択するには、枠線範囲内でクリックして、描画ツール[書式]タブ➔配置グループの[オブジェクトの選択と表示]で選択ウィンドウを表示しておき、正方形/長方形の項目を選択するか、直接長方形の図形を選択します。
複数の図形を選択する場合は、[Ctrl]キーを押しながら選択項目で選択するか、[Shift]キーを押しながら直接図形を選択します。再選択すると選択を解除できます。

注)図形はグループ化されているため、直接図形を選択したい場合は、一旦[オブジェクトの選択と表示]で選択ウィンドウに表示されたどれかの図形項目をクリックしてから選択しないと、グループ化が選択されるだけで、個別の図形が選択できないようです。
選択ウィンドウの図形項目をクリックしてから行うと、直接図形を指定して選択可能になります。
[ホーム]タブ➔編集グループの[選択]➜[オブジェクトの選択]では、図形を選択することができません。

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図12. 複数の図形を選択するときは[Shift]キーまたは[Ctrl]キーを使って、図形または選択ウィンドウで選択する

7. 任意の文字数と行数に合わせて、文字枠用の枠線位置変更用のガイドの文字を入力する
マス目の枠線を貼り付けた後ヘッダーの表示を閉じます。([Esc]キーで閉じることができます)
任意に作成する文字数と行数に合わせて枠線の位置と大きさを変更しますが、変更時に枠線の位置を合わせやすく作業できるように、ガイドとなる適当な文字をページ一杯に入力しておくようにします。
文字は国、園などの□囲みの漢字、□記号などにして、フォント設定で文字を適当なサイズに一時的に変更して行うと、枠線位置の判断や変更作業がしやすくなると思います。

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図13. 図は文字数と行数20×20にガイドの文字を入力して、文字数と行数を30×30に変更した例です。入力した文字とマス目の図形の位置がずれるので、マス目を構成する両端部と文字間や行間を区切る図形のサイズと位置を、ガイドの文字位置に合わせて変更をします。

8. ウィザードで作成された図形から、各図形のサイズを求める
A4用紙のサイズは幅210×高さ279mmで、横向き、縦向きにより幅と高さが入れ替わります。
原稿用紙の上下の余白は25.4mm、左右の余白は30mmで、本文領域のサイズは、
横向き用紙に縦書き時は、幅279-(30X2)=219mm、高さ210-(25.4X2)=159.2mm、
縦向き用紙に横書き時は、幅210-(30X2)=150mm、高さ279-(25.4X2)=228.2mm
となり、これがマス目の外周枠のサイズになります。

zu-023-14.jpg
図14. 用紙サイズと余白およびマス目のサイズ

個々の図形のサイズの変更は、ウィザードで作成された図形のサイズを基準にして、作成する文字数と行数に応じてサイズを求めるようにします。

文字数と行数が20×20のマス目付き原稿用紙を構成する図形のサイズは
横向き用紙・縦書きの原稿用紙の場合
左右両端部の縦長図形のサイズ(黄色の図形) 幅:1.95mm、高さ:159.2mm
各行を区切る縦長図形のサイズ(水色の図形) 幅:3.89mm、高さ:159.2mm
文字単位を区切る横長図形のサイズ(薄紫色の図形) 幅:237.2mm、高さ:7.96mm
参考:左右両端の図形の幅は、各行を区切る図形の幅の1/2となっている。図形の色は6.項の図を参照。

縦向き用紙・横書きの原稿用紙の場合
上下両端部の横長図形のサイズ(黄色の図形) 幅:2.4mm、高さ:246.2mm
各行を区切る横長図形のサイズ(水色の図形) 幅:4.8mm、高さ:246.2mm
文字単位を区切る縦長図形のサイズ(薄紫色の図形) 幅:150.2mm、高さ:7.5mm
となっています。

ウィザードで作成されたマス目を基にして文字数と行数を変更し、同じ比率で図形のサイズを変更する
原稿用紙の文字数と行数を30字×30行で作成したい場合の図形のサイズは、
横向き用紙・縦書きの原稿用紙の場合
左右両端部の縦長図形のサイズ(黄色の図形)の幅と高さ  幅:1.95*20/30=1.3mm、高さ:159.2mm
各行を区切る縦長図形のサイズ(水色の図形) 幅:3.89*20/30=2.59mm、高さ:159.2mm
文字単位を区切る横長図形のサイズ(薄紫色の図形) 幅:237.2mm、高さ:7.96X20/30=5.31mm
結果、1文字分の文字枠のサイズは、横5.31mm、縦 (237.2-(1.3X2+2.59X29))/30=5.31mm になります。

縦向き用紙・横書きの原稿用紙の場合
上下両端部の横長図形のサイズ(黄色の図形) 幅:2.4X20/30=1.6mm、高さ:246.2mm
各行を区切る横長図形のサイズ(水色の図形) 幅:4.8X20/30=3.2mm、高さ:246.2mm
文字単位を区切る縦長図形のサイズ(薄紫色の図形) 幅:150.2mm、高さ:7.5X20/30=5mm
結果、1文字分の文字枠のサイズは、横5mm、縦 (246.2-(1.6X2+3.2*29))/30=5mm となります。

9. 任意の文字数と行数に合わせて、文字枠になっている枠線のサイズと位置を変更する
作成する文字数と行数に対しての長方形図形のサイズを求め、対象図形を纏めて選択してサイズを一括して変更し、図形の位置を行間や文字間の中央位置になるように矢印方向キーで移動して位置を合わせるようにします。
同じ図形を纏めて選択して移動して、端にある図形の位置を合わせた後、[Shift] キーを押しながら端の図形だけを選択解除して、続けて残りの図形の移動、位置合わせを行い、すべての図形の枠線が文字間の中央になるように編集をします。

参考: 文字列を区切る長方形の図形(薄紫色)を並べて配置した時に、線が太く表示されるような場合は、図形の幅を少しだけ大きめにして重ねるようにして配置するようにします。塗りつぶしされた図形となっているので、一方の図形が前面になるため、枠の境界が細い枠線1本のみで表示される状態になります。
外周の図形以外は線の太さが0.5ptで作成されているので、画面やプリンターの解像度で微妙なずれが出ることがあります。実際の状況に合わせて位置調整を行ってください。.

10. 文字または行を区切る余分な図形を削除、または不足の図形を追加する
文字数または行数を少なくする場合は、文字または行を区切る図形を選択して削除します。
文字数または行数を増やす場合は、図形のサイズと位置を変更すると、増やす文字数や行数分の図形が不足します。
文字列方向または行方向の、サイズと位置を編集した図形を追加する分だけ複数選択し、Ctrl+D キーを押して図形のコピーを作成し、矢印方向キーで追加する位置に移動して配置を行うようにします。
注) 図形のグループ化をした状態のまま図形の選択と追加や削除を行うことができますが、1行の文字方向の文字枠用の図形は前面と背面の関係があるので、複数の選択は連続した図形を選択するようにします。

作成した原稿用紙のヘッダー/フッターに文字列を追加したいような場合は、枠線なしのテキストボックスを挿入して作成するようにします。

以上の手順で任意の文字数と行数の原稿用紙を作成できますが、Wordのオプションのアドインから、使用できるアドインにある原稿用紙アドインのチェックを元の状態に戻しておくようにしてください。(原稿用紙をコピーして、ページ設定内容を確認した以降であれば、いつでも元に戻して構いません)
このチェックを戻しておかないと、リボンメニューの[レイアウト]タブに[原稿用紙設定]ボタン(コマンド)が表示されなくなります。

以下は、上記の方法で作成したマス目付き原稿用紙のサンプルファイルです。
クリックすると Word Online で原稿用紙が表示されるので、ダウンロードして利用することができるよにしてあります。
読み取り専用に設定してありますので、読み取り専用を解除してお使いください。

横書き原稿用紙 (字×行)
20字×20行、 20字×25行、 20字×30行、 20字×35行、 20字×40行
25字×20行、 25字×25行、 25字×30行、 25字×35行、 25字×40行
30字×20行、 30字×25行、 30字×30行、 30字×35行、 30字×40行
35字×20行、 35字×25行、 35字×30行、 35字×35行、 35字×40行
40字×20行、 40字×25行、 40字×30行、 40字×35行、 40字×40行

縦書き原稿用紙 (字×行)
20字×20行、 20字×25行、 20字×30行、 20字×35行、 20字×40行
25字×20行、 25字×25行、 25字×30行、 25字×35行、 25字×40行
30字×20行、 30字×25行、 30字×30行、 30字×35行、 30字×40行
35字×20行、 35字×25行、 35字×30行、 35字×35行、 35字×40行
40字×20行、 40字×25行、 40字×30行、 40字×35行、 40字×40行

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Office のセキュリティ警告の迷惑メール(スパム)がまた出現! [Office全般]

今年の1~2月頃にかけて配信されていたスパム(迷惑)メールですが、今の所、私の所には来ていないのですが、最近また送られてくる人が出てきているようです。

マイクロソフトを装った不審メールの配信について

マイクロソフトでは、こういった内容をメールで配信することは無いと言っていますので、受信した場合は削除したほうが良いでしょう。
Office 2016 Premium、Office 365 製品など、カード支払いによる購入・契約を行う方式になって、この手のものが増えてきているように思います。
本文にあるリンク先をクリックすると、カード情報などが盗まれてしまう可能性がありますので、反応しないように注意してください。

プロダクトキーに対しての警告などが表示されることがあるのは、インストール時や使用時にライセンス認証が要求される場合で、それ以外で表示されることは殆ど無く、メールで通知されることは絶対にありません。
プロダクトキーなどに関して何らかのメッセージが表示されて、その理由が不明な場合は、マイクロソフトのサポート窓口(アンサーデスク)に問い合わせを行うことで確認することができます。

その他
Office 2007 が発売後10年を迎えるため、サポートが10月で終了となる時期が迫ってきました。
これまでは延長サポート期間で、セキュリティ更新プログラムの提供が行われていましたが、終了すると一切提供がされなくなりますので、使い続けるとセキュリティ上の危険性が高くなってきます。
ウィルス対策ソフトなどでは対応ができませんので、新しい Office へ移行することを推奨します。

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Windows 10 Fall Creators Update は10月17日にリリース開始に決定! [Windows]

Windows 10 の大きなアップデートは3月と9月の年2回実施される予定になっていますが、今回は10月にずれ込んで実施されることになったようです。
前回の3月に実施された Creators Update と同じように一斉に更新されるのではないので、しばらく後にずれて実施される人も多く出てくると思います。

今回の更新には、新たに増えるものや削除されてしまう機能なども含まれているので、何が変わるのかを事前に掴んでおくと慌てないで済むと思います。

関連する情報
「Windows 10 Fall Creators Update」、10月17日にリリース
Windows 10 Fall Creators Update から導入予定 - Microsoft
Windows 10 Fall Creators Updateの影響を考える (1/2) - ITmedia
Windows 10 Fall Creators Updateで削除・非推奨となる機能 - 阿久津良和のWindows Weekly Report
Windows 10の次期アップデート、Fall Creators Updateでの重大な進化点とは?

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Word のテキストボックス内で文字入力すると、勝手に確定されて変換できないことがある [Word]

私の使用している Windows 10 や Windows 7 にある Word 2016、2013、2010 などでは正常に入力・変換を行えるので、この現象の発生する原因がどこにあるのかわかりませんが、オプションの設定変更で改善したという人もいるようなので事例を紹介します。

テキストボックス内で、KA と入力すると通常は「か」と表示されますが、「kあ」のように勝手に確定されてしまうようで、Word 2010、Word 2016 で発生することを聞いています。
KI ➜ 「kい」、TA➜「tあ」、FA➜「fあ」のように、子音と母音の形に確定してしまうようですが、テキストボックス以外では正常に入力・変改が行えるそうです。

標準の IME、ATOK、Google IME などの日本語入力システムのいずれも同様で、Office の修復、再インストールをおこなっても変化なしとのことでした。

前述したように、この現象の発生する原因は不明ですが、以下のオプションの設定を変更することで改善したというケースもあるようなので、同様の現象が発生するような場合は試してみると良いと思います。

Word のオプションの設定変更内容
[ファイル]タブ➜オプション➜詳細設定を選択し、編集オプション欄にある「変換中の文字列を文書に挿入モードで入力する」のチェックを外して [OK] で戻ります。

この設定を変えて、正常に入力・変換ができるようになったそうですが、私の環境ではこの設定は関係なく、正常に入力・変換が可能です。


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表の左側や上部側に表示される丸囲みの(+)マークと二重罫線を表示しないようにする [Word]

Word 2013 または Word 2016 で表を作成し、表の左上に田マークのある状態で、表の左外側や上部側でカーソルを移動すると、行または列単位の境界部分に丸囲みの(+)マークと、表の罫線が二重罫線で表示されるように変化します。

これは Word 2013 から追加された機能で、表示された位置で表に行や列の追加、および削除をできる機能で、Word 2010 以前ではこの機能が無いためこのような表示にはなりません。
(+)マークを右クリックして、表の行または列を削除する場合は、あらかじめ行または列全体を選択しておく必要があります。

表の左外側または上部外側でカーソルを移動すると、表の表示が行または列単位で二重罫線に変化するので、人によっては鬱陶しく邪魔と感じるかもしれません。
行や列の追加や削除は、行または列を選択して右クリックでも行えるので、表示が変わるのを止めたいと思う人もいると思います。

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表示をしたくない場合は、Word のオプションの設定で、丸囲みの(+)マーク表示や、行罫線が二重罫線の表示に変わらないように変更することができます。

[ファイル]タブ➜オプション➜詳細設定と選択して、表示欄の最後にある「テーブルの行と列を追加するためのポップアップ ボタンを表示します」のチェックを外して [OK] で戻ります。
設定変更後は、表の周囲にカーソルを移動しても表示は変化しなくなります。

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Word 2016 均等割り付けした水色下線表示の不具合 [Word]

Word 2016 で、文字列の均等割り付けを設定した時、文字列の下に表示される水色の下線が表示されない不具合があるようです。
この現象は Word 2013 以前のバージョンでは発生しないので、Word 2016 固有の不具合のようです。

現象
・文書の途中の文字列で均等割り付けを設定すると、文字列を選択しても均等割り付けを示す水色の下線が表示されない。
・文書先頭の文字列に均等割り付けを設定すると、他の箇所の均等割り付けの水色の下線が表示される場合がある。
つまり、先頭の文字列が均等割り付けになっていないと、水色の下線はすべて表示されなくなるということです。
・設定した文字列をクリックすると、先頭の均等割り付けと指定した箇所の均等割り付けの水色の下線が消える。
など。

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Windows 10 環境で Word 2016 を使用の場合は、[ファイル]タブ➜フィードバックから問題点の報告、改善要望などのフィードバックができるようになっています。
フィードバックが多いほど修正される優先度が高くなる可能性があるので、特に使用される人はできるだけフィードバックをされたほうが良いでしょう。

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Word でチェックボックスを作成する方法 [Word]

Word で作成する文書内で、四角(☐)内にレ点のある文字を作成したいような場合、以下のように何通りかの作成方法があります。

・チェックボックス コントロールで作成する
・チェックボックスの記号文字を直接入力する
・四角形と図形でチェックボックスを作成する

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◇チェックボックス コントロールで作成する
[開発]タブのコントロール グループにある [チェックボックス コンテンツ コントロール] を選択・挿入して作成します。
チェックボックス コントロールは、☐形をクリックして、チェックを付けたり、空白に切り替え表示ができます。
ただし、コントロールを挿入直後は、☐形の周りにコントロール枠が表示されて邪魔なのと、初期状態では☐内のチェックが☒形の表示になり、レ点のチェックになりません。
コントロールを挿入後、[プロパティ] を選択して、表示方法:[なし]、選択時の記号:[変更]をクリックして、レ点の記号文字に変更をします。

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◇チェックボックスの記号文字を直接入力する
[挿入]タブ➜[記号と特殊文字] の [その他の記号] の中から、通常のフォントで種類:装飾記号、その他の記号、およびフォント:Wingdings の中からレ点記号、四角内のレ点記号文字を挿入します。

◇四角形と図形でチェックボックスを作成する
四角の文字または図形の中に、図形でレ点記号を作成します。
通常は前述したチェックボックス コントロール、記号文字によるのが一般的ですが、レ点記号を点線にしたいなど特殊な場合は図形で作成することができます。

使用する図形はフリーフォームまたは曲線で、曲線の場合は [Ctrl]+[Shift] キーを押しながら操作すると、直線で45度方向に曲げて図形を作成できます。
※曲線でフリーフォームと同様に直線を引けるのは、これまで気が付きませんでした。

フリーフォームの場合は [Shift] キーを押しながら作成すると、45度方向に選択できます。
いずれも、始点➜折り曲げ点➜終点とクリックして作成します。

微妙な線の傾きや長さは、描画ツール [書式] タブ➜図形の挿入グループ➜[図形の編集]➜[頂点の編集] で、頂点を選択して曲げ方向、頂点の位置を変更して編集ができます。

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Word 2016 描画キャンバス内における図形の回転の不具合について [Word]

Word に挿入した図(画像)、図形、テキストボックスなど、複数のオブジェクトを一纏めにして扱うことができるグループ化という機能がありますが、グループ化をするオブジェクトは、文字列の折り返しを[行内]以外の[四角]、[前面]などの設定にして、自由な位置に配置することができる浮動オブジェクトとして挿入してあることが必要になります。

一方、浮動オブジェクトにすることで、配置の基準としているアンカーの位置や、文字列と一緒に移動する/しないの設定、または使用環境などの影響によって、勝手に図がどこかに移動してしまったりする現象が起こる人がいるようです。
本来は、図の書式設定やオプションの設定を正しく行っておけば、殆ど発生することはないのですが、この辺りを理解して使っている人はまだ少ないためと思います。

作成するドキュメントによって、図のグループ化を使用せずに、描画キャンバスを使用して作成したほうが簡単な場合があります。
描画キャンバス内に図(画像)、図、その他のオブジェクトを配置すると、描画キャンバスの文字列の折り返しを変えるだけで、オブジェクトの位置関係はそのままの状態で自由な位置に配置することも可能になります。

前置きが長くなりましたが、Office 365 を含む Word 2016 のバージョンによって、描画キャンバス内に配置した図形などのオブジェクトを回転することができない不具合があったようです。
描画キャンバスの外では問題なく回転可能なので、発生する場合は描画キャンバスの外で回転してからキャンバス内に移動するなどで対処することが必要になってきます。

この不具合現象の出る Office のバージョンは、バージョン 1706 (ビルド 8229.2073) および Office Insider のバージョン 1707 (ビルド 8319.1000) の場合のようですが、これ以前は不明で確認できません。
この現象は、既に 7/19 に更新のあったバージョン 1706 (ビルド 8229.2103) で修正されており、現時点の最新のバージョンは バージョン 1707 (ビルド 8326.2062) になっています。

[ファイル]タブのアカウントから、Office および Word のバージョンがいくつになっているか確認されると良いと思います。


図の回転機能に問題がある場合
下図の左の図形のように、図の回転ハンドルで回転しても、右図の赤点線の図ように戻ってしまい回転できない。
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描画ツールや図ツールの[書式]タブにある[回転]で、[左へ90度回転]、[右へ90度回転]、および[その他の回転オプション]からの回転で角度も、すべてが回転が不可となってしまう。
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Windows 10 秋の大型アップデートで MSペイントが廃止に!! [Windows]

既に IT 関連のニュースで報道されていますが、Windows 10 の大型アップデートは3月と9月の年2回行われることになっているのですが、次期の9月の大型アップデートで更新される Windows 10 にペイントが含まれなくなり廃止となる方向のようです。
ただ、廃止の発表後、ユーザーの反響が大きいため、アップデート後も Windows ストア から無償で提供するということになったようですが、提供開始される時期はまだ明言されていないようです。

ペイント 3D で代用可能ということと、スクリーンショットだけなら Snipping Tool などでも良いのですが、MS ペイントは動作が軽く、操作も単純で、これに代わるものも殆ど見当たりません。
スクリーンショットの貼り付け、簡単な編集を行うには、今でも重宝しています。
ストアからの提供時期を注視して、場合によっては対応策を考えておく必要があるかもしれません。

さらばMSペイント? 人気お絵かきアプリ、間もなく廃止か

ペイント、次期Windows 10で廃止の可能性

Microsoft、ペイントは廃止ではなくWindowsストアで無償提供へ

その他
Windows 10 の大型アップデートで影響のある内容としては、以下のようなことがあるようです。
・Windows 10 を実行するデバイスが、タブレットやモバイル用 PC の CPU が Atom プロセッサを使用のデバイスは、アップデートの対象外となる。
・IE11 の VBScript が無効化される。

Excel、PowerPoint、Word などで、新規作成時に [互換モード] となってしまう [Office全般]

Microsoft Office の Excel や Word などを起動した時や、[ファイル]タブ→新規を指定した場合などに、標準の Book1 - Excel、プレゼンテーション1 - PowerPoint、文書1 - Word などとならず、Book1 [互換モード] - Excel、プレゼンテーション1 [互換モード] -PowerPoint、文書1 [互換モード] - Word のように、97-2003 形式の [互換モード] となってしまう場合は、以下のオプションの保存ファイルの形式の設定を確認して、違っている場合は変更をしてください。

Excel のファイル保存形式
Excel ブック (*.xlsx) ・・・標準のモード
Excel 97-2003 ブック (*.xls) ・・・ 以前のバージョンの形式のブックで [互換モード] になる

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Word の標準のファイル保存形式
Word 文書 (*.docx) ・・・ 標準のモード
Word 97-2003 文書 (*.doc) ・・・ 以前のバージョンの形式の文書で [互換モード] になる

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PowerPoint の標準のファイル保存形式
PowerPoint プレゼンテーション ・・・ 標準のモード (*.pptx)
PowerPoint 97-2003 プレゼンテーション ・・・ 以前のバージョンのプレゼンテーション (*.ppt) で [互換モード] になる

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その他
・Word の場合は、起動時や終了時に標準テンプレートファイル Normal.dotm やレジストリーの更新が行われるため、Normal.dotm テンプレートファイルを再作成することで、標準形式に戻る場合があります。
・97-2003 以降のバージョン以降の 2007、2010、2013 で作成、保存した標準形式のファイル (*.xlsx、*.pptx、*.docx) の場合でも、新しいバージョンのアプリでファイルを開くと、バージョンごとの互換性の影響により [互換モード] で表示されることがあります。
これは、新機能の追加や変更による影響で、データの互換性による変換が必要になる場合などで、[互換モード]のままでも編集・保存は可能ですが、[ファイル]タブ→情報→[変換]で新しいバージョンに合わせた標準の形式に変換をすることができます。
このような場合は、必要に応じてあらかじめ互換性チェックを行って、どう対処するかを決めたほうが良いと思います。

文書の特定のフォントサイズだけを一括して変更する方法 [Word]

作成した Word 文書内で、ある特定のフォントサイズだけを、別のフォントサイズに一気に変更する方法です。

1. 文書ファイルを開いて、[ホーム]タブの編集グループの[置換]を選択します。

2. 検索と置換ダイアログの[置換]が表示されるので、[オプション]ボタンをクリックして、検索オプション項目のチェックをすべて無しにします。(通常、あいまい検索にはチェックがあるので、このチェックを外します)

3. 検索する文字列の入力ボックス内でクリックして、ダイアログ画面の左下にある[書式]ボタンをクリックして[フォント]を選択します。

4. フォント設定ダイアログの[フォント]タブ画面が表示されるので、サイズで変更対象のフォントサイズを選択して[OK]とします。→ 検索する文字列の下に、書式: フォント:〇 pt と表示されます。

5. 置換後の文字列の入力ボックス内でクリックして、3. と同様に左下にある[書式]ボタンをクリックして[フォント]を選択します。

6. 4. と同様にフォント設定ダイアログが表示されるので、サイズで変更するフォントサイズを選択して[OK]とします。→ 置換後の文字列の下に、書式: フォント:〇 pt と表示されます。
※フォント ダイアログでフォントサイズ以外も指定して置換をすることができます。

7. 検索方向を[文書全体]として、[すべて置換]を指定すると、指定したフォントサイズの文字列だけが、変更するフォントサイズの文字列に変更されます。

文書内の一部の範囲だけで変更を行いたい場合は、文書の変更範囲をあらかじめ選択しておき、7. の検索方向が[下へ] (または[上へ])とした状態で、[すべて置換]を指定して変更するようにします。

下図の例は、フォントサイズ 10.5 pt の箇所を、すべて 11 pt に変更する場合を示します。

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ページ設定ダイアログ画面を表示する方法 [Word]

Word で文書を作成する場合、作成する文書の用紙サイズ、余白量、文字数と行数などはページ設定ダイアログ画面を表示して設定をしますが、このページ設定ダイアログを表示するには、以下のような方法があります。

◇ [ホーム]タブで、ページ設定グループの右下にある小さな四角の小窓(ページ設定)をクリックして表示する。

◇ 水平ルーラーの目盛の、左右両端部のグレーで表示されている箇所をダブルクリックして表示する。

前者のリボンメニューのページ設定で表示をする方法が一般的ですが、編集作業を行っている途中で変更したいような場合は、水平ルーラーの両端でダブルクリックして表示するほうが簡単に表示することができます。

◇ キー操作によるページ設定ダイアログの表示は、ショートカットキーが無いため、アクセスキー Alt, P, S, P と順に押して表示をします。

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脚注を横に並べて表示するには [Word]

Word で文書の用語を解説したりする時などに使用する脚注機能があります。
脚注の初期設定は、文書のセクションのレイアウト構成と同じ設定が初期設定になっています。

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このため脚注部の表示は、以下のように1項目単位に改行される形で表示されてきます。

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脚注で解説の文章が短いような場合、段組みのように複数の列で並べて表示することで、少ない行で脚注を表示するようにすることができます。
脚注がページを少しはみ出してしまうような場合、用紙の節約につながる場合もあると思います。

脚注を並べて表示するには、[参考資料]タブの脚注グループで、脚注と文末脚注ダイアログをクリックして、脚注と文末脚注の設定画面を表示をします。
脚注のレイアウトの列のボックスをクリックして、2段~4段のいずれかを選択して[適用]を指定すると、脚注の表示が指定した列の表示に変わります。

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脚注の項目表示を 3列にして表示した場合

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7月度の更新プログラムで発生する Office 2016 の不具合など [Office全般]

7月度の前半に Office 2016 の更新がリリースされ、更新を適用するとバージョン 1705 (ビルド 8201.2102) から バージョン 1706 (ビルド 8229.2073) に変わりますが、以下のような不具合が発生するようになるようです。

現象
[ファイル]タブ→オプション→リボンのユーザー設定、またはクイック アクセス ツールバーで、コマンドの追加・変更などを行おうとしても、コマンドの選択の基本的なコマンド、リボンにないコマンド、すべてのコマンドなどの選択肢にコマンドが表示されないか、表示されるコマンドが少ない現象が発生する。
この現象は、Office 2016 の Excel、PowerPoint、Word などのすべてのアプリで発生します。

関連の情報: Word のオプションダイアログボックスのコマンド表示について

Microsoft も認識をしており現在修正を行っているようで、次回の更新で修正を行うよう作業を進めているようです。
7月15日頃に、バージョン 1706 (ビルド 8229.202086) の更新がリリースされましたが、この修正は未だ対応していないようです。
どうしても必要な人は、更新を適用する前のバージョン 1705 (ビルド 8201.2102) までロールバックすることで利用可能となるようですが、急ぎでない人は修正を待ったほうが良さそうです。
なお、バージョンを戻した場合は、修正が終わるまでの期間、自動更新で更新がされないように、[ファイル]タブ→アカウント→[更新オプション]で、更新を無効にするの設定をしておく必要があります。

以前のバージョンの Office 2013 または Office 2016 クイック実行に戻す方法

--- 2017-7-20 追記 ---
オプションのクイックアクセスツールバー、およびリボンのユーザー設定でコマンドが表示されない問題は、本日リリースされた更新プログラムで修正されたことを確認しました。
[ファイル]タブ→アカウント→[更新オプション]で更新を適用すると、バージョン 1706 (ビルド 8209.2103) に変わり、コマンドが表示されるようになります。
Excel のテキストボックスサイズの自動調整は変化ありませんでした。


その他の不具合現象について
上記の更新プログラムとの関連は不明ですが、以下のような不具合が出ているようです。

・Office Premium 製品の Word 2016 で、テキストボックス内での文字変換、およびワードアートの文字変換で、変換候補の表示が消える不具合が発生することがあるようです。
Office Premium 製品の場合、Office 365 サービスによる新機能の追加更新もあるので、通常の更新による不具合ではないかもしれません。
なお、この現象についても Microsoft 側は問題点として認識しており、修正を行っているようです。

関連の情報: Word2016、変換候補がすぐに消える

・Excel 2016 で、テキストボックスのサイズを文字列に合わせて自動調整する機能が、正常に動作しない不具合が発生しているようです。
この現象に対する暫定の一時的な回避方法としては、以下のような方法があるようです。
・既存の設定済みで動作するテキストボックスがあれば、それをコピーして使用する。
・Alt+F11 で VBE の標準モジュールで、自動サイズ調整を有効にするマクロを定義して使用する。
・Office を以前のバージョンに戻してみる。

関連の情報: EXCEL2016のテキストボックスについて


任意の文字種の変換を一括で行う方法 [Word]

例えば、全角文字で作成した英字や数字だけを、半角の英字や数字に一括して変更(変換)する、文字種の変換を行いたい場合ですが、次のような方法で行うことができます。

Word には、初めから文字種を変換する機能が用意されています。
テキストの文字種を変更する

ただし、上記の機能は選択した文字だけの変更になるため、文書内の任意の場所に変更した文字が多数あるような場合は、変更をするのが非常に面倒です。

このような場合は、文字列の [検索] 機能と組み合わせて、[文字種の変換] 機能を使用することで、一括して変更することができます。

例えば、大文字の英字や数字を、半角の英字や数字に一括で変更する方法は、以下のように行います。

1. [ホーム]タブで、編集グループの [検索] 横の▼をクリックし、[高度な検索] を選択します。
2. 検索ダイアログ画面で、[オプション] をクリックします。
3. 検索オプションの下にある「あいまい検索」のチェックを外します。
4. [特殊文字] をクリックし、[任意の数字] を選択します。(英字の場合は [任意の英字] を選択します)
  → 検索する文字列(N) の入力ボックスに [^# ] が設定されます。(英字の場合は [^$ ] が設定されます)
5. [検索する場所] をクリックし、[メイン文書] を選択します。
6. 文書の数字部分(または英字部分)のみが選択された状態になるので、[閉じる] をクリックして検索と置換ダイアログを閉じます。
7. フォントグループの [文字種の変換] ([Aa]) をクリックし、[半角] を選択します。
以上の操作で、英字または数字を一括で、全角から半角に変更することができます。

※小数点などを含む場合は [^#.^# ] のように、任意の数字と小数点を指定して検索するようにします。

その他、検索オプションのワイルドカードを使用して英字と数字を一括で検索する方法もあります。
ワイルドカードで全角の英数字を検索する場合は、検索する文字列の入力ボックスに「[0-9a-zA-Z]」 のように指定して、英数字を一度に検索してから [文字種の変換] を行うようにします。


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