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直線・矢印線図形をグリッドに合わせて編集する時の不具合 [Word]

Wordで図形を描画、編集する時のサイズや位置は、グリッドの設定をしておくことで、グリッド線に合わせて一定のサイズや位置で作成・変更ができるようになっています。
グリッドの設定は、[レイアウト]タブ、[図形の書式]タブ、[図の形式]タブの [配置]、または [レイアウト]タブの [ページ設定] で、 [文字数と行数]タブの [グリッド線] からグリッドとガイドを表示して設定できます。
また、[表示]タブの表示で「グリッド線」のチェックをオン/オフにより、グリッド線を表示/非表示にできます。

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直線・矢印線の不具合現象
下図は、水平の図形の線、線矢印を、グリッド線に合わせてマウス操作で作成した例です。
新規に作成する図形の場合は、グリッド線に合わせて作成することができます。

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グリッド線に合わせて作成した水平の線、線矢印の長さをマウス操作で変更すると、下図のように水平方向に伸縮されず斜めにずれが発生します。(Word 2019/2016 で確認しています)
水平の線はサイズの高さの値が 0 mmですが、この値が変わってしまい斜めの線になります。
サイズの高さの値を 0 mm に変更すると水平の線になりますが、グリッド線上からずれた位置となる場合があるので、この場合は水平グリッド線に合わせて図形移動が必要になります。

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垂直方向の線、線矢印の場合も同様の現象が発生します。
直線はドラッグ操作をやり直すと水平/垂直の線になる場合がありますが、矢印線は戻りません。
この斜めにずれた状態の線は、グリッド線の表示なしの場合に、[Shift]キーを押しながら線の長さを変更することができません(線の端点をドラッグしても動きません)
サイズの一方が 0mmとなっている水平/垂直の線の場合は、ドラッグ操作で長さを変更することができるので、サイズで水平/垂直の線になるようにしてから編集するようにします。

異なる斜め方向のグリッド位置への長さ変更は、大きなずれは発生しないようです。
サイズの値を見ると 0.1mm程度のずれが出るようです。ドラッグした端点と反対側の端点を操作すると0.01mm前後に長さの値が変わりますが、ワープロとして実用上はどちらでも影響はないレベルと思います。

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対処方法
[Shift]キーを押しながら線の長さを変更すると、水平方向に伸縮することができます。
伸縮する操作方法により、同じグリッド位置にした時に線の長さが微妙に変わります。

直線はドラッグ操作をやり直すと水平/垂直の状態に戻る場合もあります。
矢印線の場合はドラッグ操作では水平/垂直の状態に戻らないため、サイズの値を変更して水平/垂直に戻す必要があります。

ただし、サイズの値を変更すると、水平の場合は下側にある始点または終点側が移動し、垂直の場合は右側にある始点または終点側が移動するので、グリッド線上からずれることがあります。
その場合は、水平/垂直に戻した線をドラッグ操作または方向キーでグリッド線上に合わせるようにします。

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※本現象は直線、矢印線の不具合としてフィードバックしてあります。


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図形や図(画像)を透明化するには [Word]

Word文書に挿入した図形(オートシェイプ)や図(画像)は、一部または全体を透明化して、背面の文字や画像が透けて見えるようにできる機能があります。
図形と図(画像)を透明化する方法は若干異なるので、透明化や透明度を設定する方法について示します。

図形の透明化
図形は、図形の書式設定の[塗りつぶし]の設定で、透明度を変えて透明化することができます。
グループ化した図形の場合は、図形ごとに透明度の設定が必要になります。
透明度を設定した図形をコピーして図として貼り付けすると、図形の色はそのまま同じで、図全体の透明度の設定が可能になります。

(例1) 文字列の前面に図形を配置して透明度を設定した例。
(例2) 透明度を設定した図形をコピーして、文字列の前面に図として貼り付けした例。
(例3) 透明度の設定なしの図形で、背面にある部分の図形や文字列が隠れます。

(例1)       (例2)       (例3)
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図形の書式設定は[図形の書式]タブで、図形のスタイルグループの[図形の書式設定]を指定、または図形を右クリックして[オブジェクトの書式設定]を選択すると、図形の書式設定ウィンドウが表示され、[塗りつぶしと線]の塗りつぶしと線に透明度の設定があります。
図の書式設定は[図の形式]タブで、図のスタイルグループの[図の書式設定]を指定、または図を右クリックして[図の書式設定]をを選択すると、図の書式設定ウィンドウが表示され、[塗りつぶしと線]の塗りつぶしと線に透明度の設定があります。

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図(画像)の透明化
下図は、図(画像)を挿入してテキストの背面へ移動し、トリミング➜図形に合わせてトリミングで角を丸くした例です。
ページに直接挿入した画像は、図の書式設定の塗りつぶしで透明度の設定ができないため、図を前面に配置すると、背面になるテキストは見えなくなります。
文字が画像と同系色の場合、画像の濃淡調整ができないと文字が見ずらくなります。

図(画像)をテキストの背面に配置した例(透明度の設定ができない)
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図(画像)全体に透明度を設定したい場合、以下の方法で図形内に図を挿入すると透明度の設定が可能になります。
[挿入]タブの図形で、画像を挿入する図形を作成し、図形の [図形の書式]タブで、[図形の塗りつぶし]→図→[ファイルから] を選択し、挿入する図(画像)ファイルを選択して図形内に挿入します。
図形内に挿入した画像は、図の書式設定の塗りつぶしで透明度の設定が可能となります。
図(画像)だけを挿入した場合や、図を[トリミング]➜図形に合わせてトリミングでは、塗りつぶしの透明度の設定が効きません。

左図はテキスト前面の図に透明度30%を設定した例 、右図はテキスト背面の図に透明度30%を設定した例です。
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画像の一部だけを透明化したい場合は [背景の削除] で透明化することができます。透明化した箇所に塗りつぶし色、テクスチャ、パターンなどを設定して透明度を設定することもできます。

左図はテキストの前面に図を配置して図の背景を削除した例、右図は透明化した部分を塗りつぶしのグラデーションと透明度を50%に設定した例です。
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図の単色部分だけ透明化したい場合は、[図の形式]タブで調整グループの[色]➜透明色を指定で一色だけ透明化することができます。
任意の領域を透明化したい場合は、[背景の削除] を使用して行うことができます。
[背景の削除] を使用する場合は、画像サイズをできるだけ大きくして操作すると、領域を指定しやすくなります。
透明化した箇所には、図、テクスチャなどの設定をすることもできます。

図の色の透明化と背景の削除のメニュー
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左から透明化なしの図、透明化した図、透明化部分に図を設定、透明化部分にテクスチャを設定した例です。
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補足
図形、図を選択した時にリボンに表示される[図形の書式]タブ、[図の形式]タブは、6月の更新で変更された表示名称です。
以前は描画ツール[書式]タブ、図ツール[書式]タブのように表示されています。
注) 更新を適用しても、以前と同じメニューのまま変わらない場合もあるようです。
  原因は不明ですが、今後変更されていくものと思います。


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互換モード時の図形移動と直線描画時の不具合 [Word]

サブスクリプション版の Office 365 製品、永続版の Office 2019、Offiice 2016、Office Premium などに搭載の Word 2019、Word 2016 で、97-2003 文書形式のファイルを互換モードで開いて、矢印方向キーまたはマウスドラッグ操作で図形の移動、編集を行うと、以下のような現象が発生します。

旧バージョンの 97-2003 文書 (*.doc) の形式で作成されたファイルを開くか、この形式で保存すると Word のタイトルバーに [互換モード] と表示されます。

互換モード時の図形操作、編集の不具合現象

■ 文字列の折返しが [行内] 以外の図形を作成して、矢印方向キーで図形を上方向または右方向に移動すると、図形のハンドルの箇所に細い点線の軌跡のような線が残る現象が発生する

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上図のように、表のセル内で方向キーで図形を移動しようとすると、水平方向、垂直方向に移動ができない現象が発生することがあります。
この現象は以前のバージョンも同様で、表のプロパティの[セル]タブで、垂直方向の配置が「上揃え」以外になっていると発生します。

標準モードの場合も、表のセル内の移動は垂直方向の配置、図形の文字列の折返しによって、自由な位置に移動できないことがあります。

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■ 描画キャンバス内で図形をコネクタ線で接続しようとした時に、図形の接続点が表示されない現象が発生する
接続点付近でドラッグしてコネクタ線が動かなければ接続点に固定されているようで、確定すると右のように表示されて、図形を移動するとコネクタ線も追従してきます。
図を選択している時は、接続点にカーソルを合わせると白抜きの四角に変わりますが、未選択の時は接続点が表示されないのでわかりずらいです。

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標準モードの場合は、図形ごとに接続点のハンドルが表示されてきます。

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■ 水平、垂直の直線(コネクタ線)の長さの変更調整ができない現象が発生する
[Shift] キーを押しながらマウスのドラッグで線分を伸長、短縮しようとすると、互換モードの時は 2倍の長さまたは極端に長い線になってしまう現象が発生します。
標準モードの時は、この現象は発生しないようです。

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最近は互換モードを殆ど使わなくなっていますが、以前のドキュメントを一部変更しようとしたときに困るので、一応フィードバックをしておきました。
気づいた方はフィードバックされるようにお願いします。


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[罫線を引く]で表のセルを分割できない不具合 [PowerPoint]

PowerPoint 2016/2019 で、表の [罫線を引く] の機能で表の作成、セルの分割を行おうとしても、罫線を引くことができずに、四角形となって別の表となってしまう現象が発生します。

[罫線を引く] を使用して単一のセルの表を作成できます。
作成したセルの内側を [罫線を引く] でセルを分割しようとしても、直線の罫線が作成できずに、別の表として四角のセルが作成されてしまう現象が発生します。

表の作成で 2列以上ある表を作成するか、単一のセルを [セルの分割] で複数のセルに分割すると、[罫線を引く] で単一のセル、または複数のセルに渡る罫線を引くことができ、セルを分割することができます。

複数列または複数行のセルがある場合でも、外枠側から罫線を引こうとすると、別の表のセル枠が作成され、内側で指定すると罫線を引くことができる現象も発生することがあるようです。

PowerPoiint 2013 以前では本現象が発生しないので、新しいバージョンの不具合のように思いますので、[罫線を引く] を使用する場合は、あらかじめ複数列ある表で使用する、[セルの分割] で複数列のセルにして使用する、といった対応が必要と思います。
※PowerPoint の不具合としてフィードバックをしてあります。


[挿入]タブの [表] および [テーブル デザイン]タブに [罫線を引く] があり、[レイアウト]タブに [セルの分割] があります。

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表のセルが複数列ある場合、[罫線を引く] でセルを分割する罫線を外枠側から引こうとすると、四角枠の点線となって別の表になってしまいます。
内側にあるセル側から罫線を引くと、点線の直線となってセルを分割する罫線を作成できます。

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1行2列、2行1列の表で、[罫線を引く] でセルを分割する罫線を作成した場合の結果です。
複数列のある方向への罫線は作成できましたが、単一セルの方向は別の表のセル枠が作成されました。

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ワードアートで装飾した文字を作成する(標準と互換モードのワードアート) [Word]

ワードアートは、文字の色設定以外に、影、変形、3-Dなどの文字の効果を加えて、デザインされた文字を作成する機能ですが、Word 2007以前とWord 2010以降のバージョンにより2種類があります。

Word のバージョンが 2019、2016、2013、2010の場合
文書の形式が標準形式(*docx) のワードアートは、テキストボックスと同様の文字形式として作成する機能となっていますが、以前のバージョンと同じワードアート(互換モードのワードアート) も作成可能になっています。

Word 2007以前のバージョンの場合
ワードアートの文字は、図オブジェクト形式(オートシェイプ図形) として作成されます。

補足:Office 2007 からファイルが XML形式が標準に変更されて、Excel、PowerPoint はテキスト形式に変わりましたが、Word は 2003以前と同様のままでした。
Office 2010 から Word もテキスト形式が標準に統一されましたが、Word は互換モードで以前と同様のワードアートも扱えるようになっています。

新しいバージョンの Word で、以前のバージョンの Word 97-2003 形式 (*.doc) のファイルを開くか、97-2003 文書 (*.doc) として保存すると、互換モードとなって Word のタイトルバーに [互換モード] と表示されてきます。
この互換モードでワードアートを作成すると、2007以前と同様のワードアートギャラリーから、図オブジェクト形式のワードアートを作成、編集することができます。

標準の文書 (*.docx) で、Office のアクセスキー Alt➜I➜P➜Wのキーシーケンスを使用して、互換モードのワードアートを作成可能ですが、この場合は互換モードのワードアートギャラリーが表示されません。

標準と互換モードのワードアートの違い
標準文書(*.docx)と互換モードの文書(*.doc)のワードアートの違いを比較してみます。
Wordの[挿入]タブのテキストグループにある [] (ワードアート作成) をクリックすると、以下のようなワードアートギャラリーが表示されてきます。

Word 2010以降の標準文書では、英字Aがデザインされたワードアートギャラリーで選択して、 [ここに文字を入力] のテキストボックスに文字を入力して作成します。
Word 2007 以前のバージョン、または新しいバージョンの互換モードの文書では、デザインされた Word という文字のワードアートギャラリーで選択して、[ここに文字を入力] のダイアログ画面でフォントとサイズ、文字を入力して作成します。

標準文書のワードアート ギャラリーと文字入力
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※図はデスクトップ版の Word 2019 で A のパターンが15種類表示されていますが、ストア版の Office を使用の場合は少なく表示されることがあるようです。右下にウィンドウ拡大ボタンがあり表示を増やすことができます。Word 2010 は30種類表示されます。
 PC に付属でプレインストールの Office 2016、2019 は、標準でストア版がインストールされますが、デスクトップ版に変更が可能です。

互換モードのワードアートギャラリーと文字入力ダイアログ
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標準文書のワードアート
テキストボックスで作成の通常の文字と同じで、フォント、サイズ、文字の色設定や、[図形の書式]タブにあるワードアートのスタイルの [文字の効果] で、デザインされた文字に編集することができます。
文字はテキスト形式なので、文字単位に色の設定やグラデーションの設定が可能で、テキスト枠にも色、グラデーション、テクスチャ、パターンなどを設定することができます。

互換モードのワードアート
[ワードアート]タブにあるワードアートのスタイルで、文字色の設定、変形、3-D効果などの設定や、[文字の塗りつぶし]で文字列にテクスチャ、パターンの設定ができます。
文字全体が図イメージなので文字単位や文字枠の色設定などはできませんが、標準のワードアートではできない文字のテクスチャ、パターンなどが設定できます。

ワードアートの作成例
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ワードアートを編集するリボンのメニュー
標準の文書(*.docx) では、図形やテキストボックスなどと同じく [図形の書式設定]タブが表示されて、ワードアートのスタイルで文字デザイン、文字の色、文字の効果などを編集ができ、図形のスタイルで文字枠の編集を行うことができます。
以前のバージョンの 97-2003形式 (*.doc) の文書の場合は、Word のタイトルバーに [互換モード] と表示されて、[ワードアート]タブのリボンに表示されるコマンドも、以前のバージョンと同様のリボンメニューが表示されます。

標準文書のテキスト形式のワードアートの編集時は、通常の図形やテキストボックスと同様の [図形の書式]タブのメニューが表示されます。
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互換モードの文書でワードアートを編集する場合は、リボンメニューのワードアートのスタイルにワードアートギャラリーが表示されます。
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標準モードの文書で、Alt➜I➜P➜Wで作成した互換モードのワードアートを編集する場合、Word 2016、2019 はワードアートのスタイルにワードアートギャラリーが表示されません。Word 2013 以前のバージョンでは表示されます。
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標準モードのワードアートの編集
標準モードで作成したワードアートは、[図形の書式]タブでワードアートのスタイルの [文字の効果]、[ホーム]タブのフォントにある[文字の効果と体裁]などで、文字デザインを編集することができます。

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(1) 通常のワードアート文字:ワードアート ギャラリーで選択したスタイルの文字になる
(2) 影 :文字に影を設定 (図形のスタイルの図形の効果、ワードアートの文字の効果がある)
(3) 反射 :文字前面側に反射を設定
(4) 光彩 :文字周囲に色を設定
(5) 面取り :文字に面取りを設定
(6) 3-D回転 :文字の奥行き、質感、方向を設定
(7) 変形 :文字形状を変形

文字の効果とワードアートデザインを変更するメニュー
図形の書式設定の「塗りつぶしと線」は、選択しているテキスト枠の塗りつぶしと枠線の色や太さなどの設定ができます。
「文字の効果」は、ワードアート文字の影、反射、光彩、ぼかし、3-D書式、3-D回転などを設定できます。

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[互換モード] のワードアートの編集
[ワードアート]タブのワードアートのスタイルなどで、文字の塗りつぶしの色、輪郭線の色の設定、形状の変更や、影の設定、3-D効果で奥行きのある文字に編集することができます。

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塗りつぶしの色は、文字列のグラデーション、文字の正面にテクスチャ、パターンなどを設定できる。

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グラデーションは1色、2色、既定があり、既定には多くのパターンがあります。
ワードアートを右クリックし、[オートシェイプ/図の書式設定] を選択すると左の「ワードアートの書式設定」画面が表示されます。
リボンの [ワードアート]タブで、[文字の塗りつぶし] ➜ グラデーション ➜ その他のグラデーションを選択時は、右の「塗りつぶし効果」が表示されます。

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標準文書と互換モード文書間のワードアート
[互換モード]で開いた文書(*.doc)のワードアートは、[ファイル]タブ➜情報➜変換で標準形式(*.docx) の文書に変換しても、互換モードのワードアートは変換されず、図オブジェクトのイメージのまま変わりません。

標準の文書で、互換モードのワードアートをコピー/貼り付けすると、テキスト形式の標準のワードアートに変換されて貼り付けされます。
標準のテキスト形式のワードアートを互換モードの文書に貼り付けすると、通常のテキストボックスで単なる文字として貼り付けされます。

まとめ
●Wordのワードアートは、テキスト形式と図オブジェクトイメージの2種類がある。
●ワードアートギャラリーは、標準モードと互換モードで表示形式が異なる。
●Alt➜I➜P➜Wのアクセスキーで作成の場合、Word 2016, 2019 はワードアートギャラリーが表示されない。
●標準モードの文書(*docx)はテキスト形式のワードアートが標準で、図オブジェクトイメージのワードアートも作成できる。
●互換モードの文書(*.doc)では、図オブジェクトのワードアートとなる。
●ワードアートのコピー/貼り付け
・標準文書から互換モード文書へのコピー/貼り付けは、テキストまたは図オブジェクトの選択になる。
・標準文書内で互換モードのワードアートをコピー/貼り付けすると、標準のワードアートに変換される。
 Ctrl キーまたは Ctrl+Shift キーを押しながらドラッグすると、互換モードの状態でコピーが作成されます。
・互換モード文書から標準文書へのコピー/貼り付けは、互換モードの図イメージ、または図(画像)とすることができる。

補足
Wordのバージョンによって、リボンに表示されるタブの名前が違ってきます。
以前のバージョンは、描画ツール[書式]タブ、ワードアートツール[書式]タブなどになっています。
新しいバージョンは、[図形の書式]、[ワードアート]などのようにタブの表示が変更されています。

関連情報
ワードアートを挿入する
ワードアートのテキスト書式ツールの場所
Word 2016 で以前のバージョンのワードアートギャラリーが表示されなくなった


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マス目付き原稿用紙で用紙に色を設定する方法 [Word]

Word の原稿用紙設定ウィザードでマス目付きの原稿用紙を作成すると、用紙の色が白で緑色の枠線で作成されます。

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用紙に色を設定したい場合は、[デザイン]タブの [ページの色] で色を設定することができます。

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色を設定してみると、周囲の余白部は色が付きますが、マス目の部分には色が設定されずに白のままとなっています。
この原因は、ヘッダーに作成されているマス目の図形が、すべて白の塗りつぶしで作成されているためです。

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用紙全体に色を設定したい場合は、マス目用の図形の塗りつぶしの色を、用紙の色と同じ色で塗りつぶしに変更します。
図形はヘッダー部に、マス目用の縦横の長方形と、図形全体の外枠用の図形が、グループ化して作成されています。
ヘッダーを表示して、図形全体を囲む外枠の図形を除いて、マス目用の図形だけをすべて選択し、描画ツール[書式]タブの[図形の塗りつぶし]で、[ページの色] と同じ色で塗りつぶしの色を設定します。

外枠の図形を選択してしまうと、塗りつぶしした時にマス目が隠れてしまします。
グループ化されている図形から外枠の図形を除いて、マス目用の図形を選択するには、[書式]タブの [オブジェクトの選択と表示]で選択ウィンドウを表示して、外枠図形以外のオブジェクト名を Ctrl キーを押しながらクリックして選択します。

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マス目用の図形の塗りつぶしをすると、用紙全体が同じ色になります。

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ヘッダーを閉じて本文の編集画面に戻ると、マス目の部分の色が余白部分より薄い色の表示になりますが、これはヘッダーの画面表示の現象で、実際は同じ色になっています。

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以上のように、用紙全体に色の設定ができますが、印刷すると用紙周囲に数ミリの色の付かない部分が出ます。
これは原稿用紙の余白があるため、プリンターの最小余白が付いてしまうためです。

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[印刷]のプリンターのプロパティで、プリンターのページ設定を「ふちなし印刷」に設定すると、用紙全体に色が付いて印刷することができます。

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Wordのオプションのアドインにある原稿用紙アドインがオンになっている状態でも、用紙の色の設定を行うことができます。
[ホーム]タブのフォント設定、段落設定ダイアログ、[レイアウト]タブのページ設定、段落設定などの機能はグレーアウトした状態になり使用できなくなります。

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任意の文字数と行数のマス目付き原稿用紙を作成する方法 (3) [Word]

以前書いた記事の「任意の文字数と行数のマス目付き原稿用紙を作成する方法 (2)」 で、いろいろコメントを頂きますので、以前の記事を補足する形で、作成や編集する方法についてもう少し詳しい内容を書いてみました。

原稿用紙のマス目の大きさと位置の求め方
用紙サイズ
用紙サイズはA4(297×210mm)で、Wordの原稿用紙設定ウィザードと同じ余白量としています。
横向き用紙で縦書き、縦向き用紙で横書きのいずれも、余白上下25.4mm、左右30mmです。
マス目を作成して文字入力する本文領域のサイズは、(用紙サイズ-余白量) となるので、
横向き用紙で縦書きの場合は、横方向: 297-30×2=237mm
              縦方向: 210-25.4×2=159.2mm
縦向き用紙で横書きの場合は、横方向: 210-30×2=150mm
              縦方向: 297-25.4×2=246.2mm
となります。

ページ設定
新規作成または原稿用紙のコピーを利用する場合の文書は、最初に [レイアウト]タブで [ページ設定] 画面を表示して、原稿用紙用にページ設定をします。
・[用紙]タブで、用紙サイズを A4 に設定
・[その他]タブで、ヘッダーとフッターの用紙端からの距離を 0mm に設定
・[余白]タブで、用紙の印刷の向きと上下左右の余白量を設定
・[文字数と行数]タブで、文字方向、原稿用紙の設定にするにして、文字数と行数を設定
 必要に応じて、[フォントの設定] で使用フォントとサイズ (既定は10.5pt) を指定します。
段落の設定の行間は既定の1行で作成します。

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マス目の枠線
原稿用紙のマス目は、下図のように長方形図形の組み合わせでヘッダーに作成されています。
白で塗りつぶしされた横長と縦長の複数の長方形図形、および全体を囲む外枠の長方形図形をグループ化しています。
グループ化された状態のまま一部の図形を選択して、図形のサイズや位置の変更、追加、削除といった編集を行うことができます。

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  ※マス目用の図形はヘッダーに作成します。

外枠以外のマス目を構成する長方形図形A, B, C は、すべて白で塗りつぶし作成します。
長方形図形Aは行の文字の区切り用の図形で、1行目から順に背面~前面に微少量重ねて、文字数分だけ並べて配置します。微少量重ねることで線の太さが一定に見えるようになります。
長方形図形Bは行の区切り用の図形で、長方形図形Cは図形Bの1/2幅で両端部に配置して、指定の行を構成します。
図形B, Cは図形Aの前面に配置してマス目を構成し、図形全体の外枠を長方形図形で囲みグループ化しています。外枠図形も塗りつぶしの場合は、最背面に作成しておきます。

ページ番号などが必要な場合は、ヘッダーのマス目の上下側に、枠線なしのテキストボックスを作成して、その中に設定するようにします。
これにより、下図のようなマス目のある原稿用紙となります。

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縦書き/横書き時の図形配置の概要
縦書きの原稿用紙は、1行の文字区切り用の横長の長方形図形Aを、上から下に文字数分だけ並べて作成し、その前面に行区切り用の縦長の長方形図形Bと、左右両端に行区切り用図形Bの1/2幅の縦長の長方形図形Cを配置してマス目を作成します。

横書きの原稿用紙は、1行の文字区切り用の縦長の長方形図形Aを、左から右に文字数分だけ並べて作成し、その前面に行区切り用の横長の長方形図形Bと、上下両端に行区切り用図形Bの1/2幅の横長の長方形図形Cを配置してマス目を作成します。

各図形の配置位置は、本文領域左上余白位置を基準(0,0) にして、図形の左上コーナー位置をレイアウトの詳細設定の[位置]で指定して配置します。
各図形の前面、背面の設定は、[オブジェクトの選択と表示] で選択ウィンドウを表示して、図形オブジェクト名の並び順をドラッグ操作で変更するだけで設定ができるので、描画ツール[書式]タブの配置にある[前面へ配置]、[背面へ配置] で行うよりも簡単で確実に設定できます。
選択した図形は矢印方向キー、[Ctrl]+方向キーで微小移動ができるのですが、図形のサイズと位置を求めておき、[オブジェクトの選択と表示] ウィンドウ、[書式]タブのサイズ、およびレイアウトの詳細設定の [位置] 指定で行うほうが正確に作成できます。

以下に縦書きの原稿用紙を例に、マス目用図形のサイズと位置の求め方、図形の配置方法について概要を説明します。
ウィザードの原稿用紙は、外枠の図形は線の太さが 1pt、それ以外の図形は 0.5pt で作成されています。

例1) 20字×20行、横向き用紙、縦書きの場合(文字数=行数の場合)
1行の文字方向を区切る横長の長方形図形A の、1文字の幅A1は159.2mm/20行=7.96mm/行となるので、外枠と同じ幅で文字数分作成します。
図形を配置する時に、図形の幅を同じ796mmで作成するとマス目の線が一定の太さにならない場合があるので、前面端部の図形以外は、図形の幅を0.1~0.2mm大きくして重なるように配置をするようにします。
一文字目用の図形を最背面として、20文字目の図形が最前面となるように並べて配置することで、図形の位置を算出した位置で均等に指定できるようになります。
※逆の順序で配置することも可能ですが、図形の幅に合わせて位置も変更が必要になってきます。

1行の幅Bは237mm/20行=11.85mm/行となるので、行を区切る縦長の長方形図形Bの幅は11.85mm-7.96mm=3.89mmとして、文字数分作成すれば良いことになります。
行を区切る長方形図形Bの数は行数より1つ少ないので、図形Bの1/2幅の3.89mm/2=1.945mm(≒1.95mm) の図形Cを左右両端部に作成して、図形Bを均等に配置していくとマス目になります。

※Wordの原稿用紙設定で作成された図形は、幅サイズや配置位置にばらつきがあります。  0.3~0.6mm程度なので実用上は問題ないですが、同じ値に変更したほうが良いと思います。

 文字列用の長方形図形A(幅=1文字単位、長さ=本文領域の横幅、白で塗りつぶし)
 zu190528-4a.png

 前面、背面の順序を反対にすると、位置の指定も補正が必要になってきます。
 zu190528-4.png

行を区切る長方形図形Bと両端部の図形Cは、図形Aの前面となるように配置します。
図形B, Cを配置する位置は、1行の幅11.85mmごとに配置しますが、最初の位置だけ両端の幅の1.95mmだけ小さい位置になります。

 行区切り用の長方形図形Bと両端部の図形C(白で塗りつぶし、図形Aの前面に配置)
 zu190528-5.png

 W1 :行数で算出した1行の幅 =11.85mm
 W2:行数で算出した1行の幅から行区切りの1/2幅だけ少ない幅 =9.9mm
  A :文字作成用の1行の幅 =7.96mm(長方形図形Aと図形Bで区切られたマス目)
  B :行区切り用の長方形図形Bの幅 =3.89mm
  C :領域の両端部の長方形図形Cの幅 =1.95mm ((行区切り用の長方形図形Bの1/2幅)

 ※行区切り用の長方形図形Bと図形Cは、文字区切り用の図形Aの前面に配置する。

例2) 25字×30行で、横向き用紙、縦書きとしたい場合(文字数<行数の場合)
1行の文字列を区切る長方形図形A の1文字の幅A1は159.2mm/25字=6.368(≒6.37)mm、1行の幅Bは237mm/30=7.9mmとなります。
文字数より行数が多い場合は、文字数と行数が同じ時のように、行を区切る長方形図形Bの幅を7.9mm-6.37mm=1.53mmで作成すると、行区切りの幅が狭くなって、文字がマス目の右寄りになりバランスが悪くなります。

文字数より行数が多い場合は、値の大きい行数で1行の文字幅159.2mm/30行≒5.31mmを求めて、行を区切る長方形図形Bの幅を7.9mm-5.31mm=2.59mmとして作成するようにします。
左右両端部の長方形図形Cの幅は、図形Bの1/2幅の2.59mm/2=1.295(≒1.3)mmで作成すると、文字数と行数に合わせたマス目の原稿用紙になります。

例3) 30字×25行で、横向き用紙、縦書きとしたい場合(文字数>行数の場合)
1行の文字列を区切る長方形図形A の1文字の幅A1は159.2mm/30字=5.306(≒5.31)mm、1行の幅Bは237mm/25行=9.48mmとなります。
文字数より行数が少ない場合は、文字数と行数が同じ時のように、行を区切る長方形図形Bの幅を9.48mm-5.31mm=4.17mmで作成すると、行区切りの幅が広すぎて、文字がマス目の左寄りになりバランスが悪くなります。

文字数より行数が少ない場合は、値の小さい行数で1行の文字幅159.2mm/25行≒6.37mmを求めて、行を区切る長方形図形Bの幅を9.48mm-6.37mm=3.11mmとして作成するようにします。
左右両端部の長方形図形Cの幅は、図形Bの1/2幅の3.11mm/2≒1.56mmで作成すると、文字数と行数に合わせたマス目の原稿用紙になります。

図形の選択と前面、背面の設定を変更する操作
[ホーム]タブ➜編集グループの [選択] ➜ [オブジェクトの選択と表示]、または図形を選択して、描画ツール[書式]タブ➜配置グループの [オブジェクトの選択と表示]で、下図のような選択ウィンドウを表示して操作します。
選択ウィンドウに表示される図形の名前が、上にある図形が前面側、下にある図形が背面側になるので、1行の文字列用の長方形図形を順番に、前面➜背面に設定する場合などは、名前のドラッグ操作だけで簡単に変更ができます。

選択ウィンドウでは、以下の操作を行うことができます。
・図形オブジェクトを選択する([Ctrl] キーを押しながら複数選択が可能)
・図形の前面、背面の設定(並び位置を変更すると図形間の前面/背面が入れ替わる)
・図形オブジェクト名の変更
・図形の表示と非表示(名前右の眼のマークをオン/オフ)

選択ウィンドウに表示されるオブジェクトの名前は、[挿入]タブの [図形] の名称と作成した順の番号で表示され、原稿用紙の図形は正方形/長方形+Noの名称となっているため、どの位置の図形なのかが分かりずらいです。
名称は変更できるので、編集する際にどの図形か分り易い名前にしておくと、図形を選択しやすくなります。(名前を2回クリックして変更できます)

 表示される標準のオブジェクト名と、名前を変更したオブジェクト名の例
 zu190528-6.png

多数ある図形を選択する場合、直接図形をクリックで選択できますが、前面/背面の図形を複数選択する時などは選択しづらいことがあります。
選択ウィンドウで図形の名前(オブジェクト名)をクリックすると該当図形を選択でき、[Ctrl] キーを押しながら選択すると、複数の図形を選択できます。
選択している図形の名前を再度クリックすると、その図形の選択が解除されます。
※[ホーム]タブの選択➜[オブジェクトの選択] で、図形全体を一括選択しておき、選択ウィンドウで選択不要な図形だけ除外する操作も可能です。

図形の名前を選択、ドラッグして並び替えすると、図形の前面/背面の配置を変更できます。
右上の[▲] [▼] は前面へ移動、背面へ移動で、クリックすると選択している図形の名前が移動し、ドラッグした時と同じ動作となります。
図形の名前の右にある目のマークをクリックして、図形を表示/非表示にすることができます。

図形の配置位置を設定する操作
マス目用の図形の配置位置を設定する場合に使用します。
図形を選択して、描画ツール[書式]タブで、配置グループの [位置] ➜ [その他のレイアウト オプション]を選択するか、サイズグループのレイアウトの詳細設定:サイズのダイアログから、レイアウトの [位置]タブにして選択図形の位置を指定します。

図形ごとに設定する場合は、メニュー選択のステップが多くあるので、以下のようにリボンメニューまたはクイックアクセス ツールバーに、[レイアウトの詳細設定] コマンドボタンを追加しておくと、1回のクリック操作で位置設定画面を表示できます。

●リボンに位置メニューを追加
[ファイル]タブ➜オプション➜リボンのユーザー設定を選択し、コマンドの選択を [リボンにないコマンド] または [すべてのコマンド] にしてレイアウトの詳細設定を [追加] します。
下図は、ツールタブの描画ツールの[書式]に位置グループを追加作成して、名前をレイアウト位置に変更して追加作成した例です。

 zu190528-7.png

●クイックアクセス ツールバーに追加
[ファイル]タブ➜オプション➜クイック アクセス ツールバーを選択し、コマンドの選択を [リボンにないコマンド] または [すべてのコマンド] にして、コマンド一覧からレイアウトの詳細設定を選択して [追加] でコマンドを追加します。

 zu190528-8.png

図形を選択して、リボンメニューまたはクイックアクセス ツールバーに追加したレイアウト位置コマンドをクリックすると、位置設定ダイアログ画面が表示されるので、本文領域左上(左上余白) を基準(0,0) として、図形の左上の位置を設定して図形を指定の位置に配置します。
※図形が多いので、図形の選択を選択ウィンドウで行って、レイアウトで位置を設定する操作が一番簡単に行えると思います。

位置設定ダイアログ画面は、グループ化されている図形の場合と、されていない図形の場合で表示内容が違ってきますが、左上余白を基準で指定すれば同じ値で指定できます。
既存の原稿用紙を利用の場合は、グループ化されている図形の編集になります。

グループ化されている場合と、グループ化されていない場合の図形の位置設定画面
zu190528-9.png
※図形の位置は 0.1mm単位に四捨五入され丸めて表示されます。

既存の原稿用紙を利用して、新たな原稿用紙を作成する方法
原稿用紙設定ウィザードで作成した原稿用紙や、サンプルの既作成の原稿用紙などを利用して、任意の文字数と行数に変更して、マス目用の図形の変更、追加、削除を行って、別の原稿用紙を作成する方法について示します。
原稿用紙ウィザードで作成した原稿用紙を利用する場合は、ヘッダーを開いてグループ化されている図形をコピーして、新規文書のヘッダーに貼り付けて、編集するようにします。

文字数または行数を少なくする場合
ヘッダーに作成されている長方形図形の一部だけを選択削除して、残った図形の幅サイズと配置位置を編集して作成します。
文字数を少なくする場合は文字区切り用の長方形図形、行数を少なくする場合は行区切り用の長方形図形を削除します。
削除する図形は不要な分だけ選択して、[切り取り] または [Delete] キーで削除したほうが編集しやすくなります。
文字または行の図形の幅サイズの変更は、同じ図形をすべて選択してサイズで一括して変更することができます。
削除により図形の無い空白部ができるので、空白側に近い長方形図形からレイアウト オプションの [位置] で、文字数または行数ごとの位置に変更して新しい原稿用紙にします。

20行➜18行に2行少なくする場合の例
行数を変更後の、行区切り用の図形の幅サイズと、配置する位置を求めておきます。
右端側の行区切り用の図形を2個選択して、[Delete] キーで削除します。
削除した後、残っている行区切り用の図形をすべて選択して、図ツール[書式]タブのサイズで図形の幅を一括変更します。

zu190528-10.png

行区切り用の図形を右端側から選択して、レイアウトの詳細設定の [位置] で配置する位置を変更していきます。

zu190528-11.png

文字数を少なくする場合は、文字区切り用の図形に対して同様に行います。

文字数または行数を増やす場合
ヘッダーに作成されている長方形図形を、変更する文字数または行数に合わせて幅サイズと配置位置を変更します。
文字数を増やす場合は、文字区切り用の長方形図形のサイズを小さくして、位置を変更します。
行数を増やす場合は、行区切り用と両端部の図形のサイズを小さくして、位置を変更します。
図形の幅サイズを変更する時は、変更する文字または行の区切り用の、同じ種類の図形をすべて選択して幅にサイズを一括で変更してから、個々の図形の配置位置を変更するようにします。

図形のサイズと位置を編集すると、図形の無い空白部ができるので、空白側に近い側の長方形図形を追加する数だけ選択して、Ctrl+D キーでコピーを作成します。
斜め右下側に最前面の状態でコピー図形が追加されるので、選択ウィンドウで先頭に追加されている図形の名前を、同じ図形の種類の場所にドラッグして移動します。
※文字区切り用の図形は、前面/背面の配置があるので、移動位置が意味を持ちます。
追加された図形は、空白部のおよその位置に方向キーで移動して、個々の図形ごとにレイアウト オプションの [位置] で配置位置を設定して新しい原稿用紙にします。

1行の文字数を20字➜25字に5文字分増やす場合の例
文字数を変更後の、文字区切り用の図形の幅サイズと、配置する位置を求めておきます。
文字区切り用の図形をすべて選択して、図ツール[書式]タブのサイズで図形の幅を一括変更します。

zu190528-12.png

幅サイズを変更した文字区切り用の図形を上側から順に選択して、レイアウトの詳細設定の [位置] で配置位置を変更していきます。変更すると下部に行の無い部分ができます。

zu190528-13.png

文字区切り用の下部側の図形を5個選択して Ctrl+D キーを押しコピーを作成します。

zu190528-14.png

矢印方向キーで、コピー追加された図形を下端側に移動して、選択ウィンドウの先頭に追加されている図形の名前を、最後の位置にある文字区切り用の図形の下の位置に移動して、図形を背面側に変更します。
追加した図形を順に選択して、レイアウトの詳細設定の [位置] で配置位置を変更していきます。

zu190528-15.png

行数を増やす場合は、行区切り用の図形に対して同様に行います。

図形の幅サイズを変更する操作
図形を選択して、描画ツール[書式]タブのサイズ ボックスでサイズ変更が可能です。
図形の幅だけなど、片方のみ変更する場合は、サイズ ダイアログ (レイアウトの詳細設定:サイズ) の [サイズ] タブで、「縦横比を固定する」のチェックをオフにしておきます。

zu190528-16.png

※図形のサイズは 0.01mm単位で表示されますが、7mm→6.99mm のようになる場合があります。

補足
Ctrl+D キーで図形のコピーを作成すると、前面に配置された状態で、斜め右下方向側にコピーが最前面に作成されます。
このため、他の図形が背面側となって隠れてしまうので、前面/背面の配置編集が必要になります。
[オブジェクトの選択と表示] の選択ウィンドウには、追加した図形は先頭に名前が表示されます。
選択ウィンドウで、同じ種類の図形ある場所に移動すると前面/背面が変わります。

描画ツール [書式] タブの [背面] ➜ [最背面] に変更する方法でも可能ですが、文字区切り用の図形は隣接の図形同士も前面/背面の設定が必要となるので、選択ウィンドウで操作して名前の位置変更で行うほうが簡単です。

下図は 文字数の追加で変更のため、既存の図形の幅サイズと位置を変更した後、文字数の追加分だけ文字区切り用の図形をコピーした時の状態です。
この後、選択ウィンドウで図形の名前をドラッグして、並び順を変更してコピー図形を背面に変更し、位置を変更すると、作成したい文字数の図形となります。

zu190528-17.png


最後に
原稿用紙のマス目は、文字と行を区切る長方形図形の組み合わせで作成されています。
任意の文字数と行数の原稿用紙を作成するには、文字と行の間隔を求めて、それに合わせて図形のサイズと位置を設定していくことになります。
この編集操作をできるだけ簡単に、あまり手間をかけずに行うためには、図形の前面/背面の配置、[オブジェクトの選択と表示] の選択ウィンドウの操作、レイアウトオプションの位置設定操作、[Ctrl]+D を使ったコピー操作、[Ctrl]+方向キーや方向キーによる図形の移動、といった操作を理解しておくと、短時間で作成可能になってくると思います。

----- 2019-06-20 サンプルファイルを追加 -----
原稿用紙のマス目上下部分に、ページ番号、コメントなどを挿入できるように、テキストボックスを追加したサンプルファイル (*.docx) を作成しました。
不要な場合は、ヘッダーの編集でページ番号を削除またはテキストボックスを削除してください。

リンクをクリックして、表示された原稿用紙上部のダウンロードをクリックして、 [保存]横の [Λ] から [名前を付けて保存] で PC に保存して利用できます。

横書き用 (A4 縦向き用紙)
 15字×15行 15字×20行
 20字×20行 20字×25行 20字×26行 20字×30行 20字×35行 20字×40行
 21字×25行
 25字×20行 25字×25行 25字×30行 25字×32行 25字×35行 25字×40行
 30字×20行 30字×25行 30字×30行 30字×35行 30字×40行
 35字×20行 35字×25行 35字×30行 35字×35行 35字×40行
 40字×20行 40字×25行 40字×30行 40字×32行 40字×35行 40字×40行

縦書き用 (A4 横向き用紙)
 15字×15行 15字×20行
 20字×20行 20字×25行 20字×26行 20字×30行 20字×35行 20字×40行
 21字×25行
 25字×20行 25字×25行 25字×30行 25字×32行 25字×35行 25字×40行
 30字×20行 30字×25行 30字×30行 30字×35行 30字×40行
 35字×20行 35字×25行 35字×30行 35字×35行 35字×40行
 40字×20行 40字×25行 40字×30行 40字×32行 40字×35行 40字×40行

マス目用図形の位置データ


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Word のカーソルを太く表示するには [Word]

Word で文字列を入力・編集する際のカーソルは細い縦棒で表示されますが、Word だけこのカーソルを太く変更する機能はありません。
カーソル設定は Windows の設定となっているので、他のアプリも含めてカーソル表示が変わっても良い場合は、以下の設定で変更することができます。
Windows 10 の場合を例に、設定方法を示します。

[スタート] ➜ [設定] ➜ 簡単操作を選択します。
zu190526-1.jpg

カーソルとポインターのサイズを選択して、カーソルの太さを変更します。
変更後、右上の [✕] で設定を閉じます。
zu190526-2.jpg

変更した太さにより、以下のようになります。
zu190526-3.png

注)アプリの機能固有に表示されるカーソルは変更されません。

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Word の縦書き印刷時に、記号、小文字、句読点の位置や向きに不具合 [Word]

Windows 10 環境の Word 2016、Word 2019 などの縦書き文書で、フォントに游明朝、游ゴシックを使用してを作成した文書を印刷すると、カギ括弧(「」) の向き、長音記号の向き、句読点 (、。) の位置、小文字のひらがななどの位置に不具合が発生するようです。

 カギ括弧 (「」) の記号文字の向き ・・・ 横書きと同様の向きになる
 縦向きの長音記号(-)の文字の向き ・・・ 横向きになる
 句読点 (、。) の表示位置 ・・・ 文字の右下ではなく、左下側に表示される
 小文字のひらがな (っ、ゃなど) ・・・ 左寄りになる

文書作成の編集画面、印刷プレビュー画面では正常に表示されるようですが、印刷すると文字方向や記号、小文字ひらがななどの位置が左寄りで印刷されるようです。
PDF への出力も同様になります。(印刷で Print to PDF にして出力してみました)

zu190604-1.png

原因
5月の Windows 10 Version 1809 の累積更新プログラム KB4495667 または KB4494441 が原因で、この不具合が発生するようです。

対処方法
使用フォントをMS明朝、MSゴシックなどの別のフォントに変更するか、フォント変更が難しい場合は一時的に該当の KB を削除して回避することになるようです。

関連の情報
Windows 10 で記号の縦書きが正しく処理されない
Wordで縦書を選択した場合、記号だけ横書で印刷される、その後。

補足
以前も同様の現象が出たことがありましたが、その際はフィードバックにより修正されました。
本現象に遭遇された方は、できるだけフィードバックされたほうが良いと思います。

あっ、記事を書いていて思い出したんですが、文字列の均等割り付けも不具合となっていました。
新規に作成した文書は設定、編集しても正常で問題は出ませんが、過去に作成して保存してある文書の時に、均等割り付けの箇所が文字編集できなくなっています。
※いつからかは不明ですが、4~5月の最近の更新前に保存してある、均等割り付けを使用している文書が不具合になるようなので、これもフィードバックですね。

----- 2019-6-22 追記 -----
縦書き文書で游フォントの記号の向きがおかしくなる現象については、Windows 10 のバージョンが 1809 で発生するようです。
バージョンを 1903 にアップデートで更新すると、正常な表示に改善されるそうです。
検索ボックスに winver と入力して [Enter] を押すと Windowsのバージョンを確認できます。
※[スタート]を右クリックし、システムを選択しても参照できます。

----- 2019-07-07 追記 -----
Windows 10 バージョン 1903 への更新ですが、インターネット接続環境(速度)、PCの性能などで更新に要する時間がかなりかかる場合があります。
手元のサブノートPCが 1809 のまま使用していたので、1903 に更新してみたところ 6時間かかりました。
CPU: Core i3 1.5GHz (Intel 2377M), メモリ: 4GB, HDD: 500GB の 6~7年前のPCで、インターネット接続の回線速度は 300Mbps です。
ダウンロードに 2H、更新インストールに 3.5H、再起動に 0.5H を要して、更新完了となりました。
更新後、問題のあったフォントも正常表示となったことを確認しています。

バージョン 1903 の通知はかなり前に来ていたのですが、設定➜更新とセキュリティ➜Windows Update で 1903 に更新インストールで手動更新しないと更新されません。
更新すると[スタート]の横に検索アイコンが増えて、背景の透明化など画面の色合いも少し変わります。
タイルやタスクバーなどが明るいグレーになって見づらい箇所もあったので、[設定]の色で元と同様の感じに再設定しました。

Windows 10 May 2019 Update (バージョン 1903) の紹介


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新元号「令和」に対応する Windows と Office を準備する方法が公開されています。 [Office全般]

あと半月弱になりましたが、2019 年 5 月 1 日より新元号が施行されます。

Windows と Office については、ソフトウェアの自動更新を有効にしてあれば、新元号に対応の更新プログラムが自動で適用されるため、特に何もする必要はないとのことです。

日本の新元号対応に向けて Windows と Office を準備する方法

施行された時に、カレンダーを和暦にして「令和」に変わるかを確認しておくと良さそうです。

Word の今日の日付の入力で、現状「平成」でポップヒントに表示される年月日も、令和に変わると思います。(オートコレクトで日付スタイルを表示する設定にしてある場合)

-----< 2019-4-23 >-----
4/22 時点では、最終的な更新はまだ未配信のようです。
Windowsの令和対応パッチ配信が始まらず、10連休に間に合わない懸念も

-----< 2019-4-26 >-----
本日 4月26日より最終的な更新が配信開始されたようで、自動更新に設定されている場合は段階的に適用されるとのことです。

日本マイクロソフト、新元号対応のWindows向け更新プログラムを提供開始

2019 年 5 月の日本の元号変更に関する更新プログラム

----- 2019-05-04 追記 -----
元号の変更に対する最終的な更新が配信されているようです。
Windows 10 バージョン 1809 + Office 2019 に Windows Update の更新通知があったので適用すると、和暦のカレンダーが「平成」から「令和」に変わりました。
Word 2019、Excel 2019 の和暦の日付も「令和」に変わりました。
Word で「れいわ」と入力して「令和」に変換し、[Enter] で今日の日付のポップヒントも「令和」に変わっています.

zu190504-01.png


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Office を複数のユーザーアカウントで使用時、一部のアカウントで Office が起動しない [Office全般]

Office 2016、2019 などをインストールした PC で、管理者権限のアカウントのほかに、複数の標準ユーザーアカウント(ローカルアカウント)を作成して、それぞれのアカウントで Office を使用することができますが、一部の標準ユーザーアカウントで Office のアプリが起動できなくなることがあるようです。

Office 2016、2019 などの新しい Office は、ストアアプリ版とデスクトップアプリ版という 2種類があり、購入 PC に付属でプレインストールされている Office の多くは、既定でストアアプリ版がインストールされています。

ストアアプリ版の Office はユニバーサルアプリで、セキュリティ面が強化されている反面、フォントやアドインの利用などに制約があり、Microsoft ストア以外から入手以外のものは適用することができません。

デスクトップアプリ版の Office は、以前のバージョンと同様の実行プログラム形式で構成されており、外部から入手のフォント、アドインなども利用可能となっています。

表題のように、一部のアカウントで Office が使用できなくなる現象は、ストアアプリ版を適用している場合に発生することがあるようです。
引き金となる原因はわからない状態ですが、管理者アカウントで Office の修復、再インストールを行っただけで改善されないときは、使用できないアカウントすべてで Office を修復することで、使用できるようになるようです。

ストア版とデスクトップ版の見分け方は以下のページを参照してください。
https://www.microsoft.com/ja-jp/office/2016/pipcsetup/pipc_re_setup.aspx

※ Word、Excel などのアプリから調べることもできます。
[ファイル]タブのアカウントで、バージョン番号の最後に Microsoft Store またはクイック実行と表示されていますが、Microsoft Store とあればストアアプリ版です。

ストアアプリ版の Office はデスクトップアプリ版に変更することができますので、問題が発生する場合は変更して、現象が再現するか確認してみると良いかもしれません。

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Office 2016/2019 の PC に PowerPoint 2013 を追加インストールする方法 [Office全般]

Office Personal 2016 / 2019 がインストールされている PC に、単体の PowerPoint 2013 を追加インストールしようとすると、『古いバージョンのofficeをインストールする場合、新しいバージョンを削除してから、もう一度お試しください。』と表示されてインストールができません。

新たに PC を購入の場合、プレインストールされている Office は 2016 から 2019 に変わってきています。
Office 2013 の時に、Office Personal で PowerPoint が無いため、単体で購入された人は、新しい PC で利用したい場合があると思います。

同じ PC にインストールする場合の情報として、以下のような情報が公開されています。
しかし、これらの情報を参照しても、どうすればインストールできるのかは分かりにくいですね

同じ PC にインストールできる Office 製品について
エラー:Office 2016 のインストールはお待ちください。インストールを続行すると、以下のアプリケーションが削除され、利用することができなくなります。

一般ユーザー向けに販売されている Office 2013 以降の製品は、すべてクイック実行形式です。
Windows インストーラー形式の製品は、法人向けにボリュームライセンスで提供されます。


Office 2016 が発売されて少し経ってから、表題に関連する情報があったを思い出しました。
個人向け Office 2016 購入に関するご案内

Office Personal 2016/2019 には PowerPoint 2013 が含まれていないので、追加インストールが可能であることが分かります。

前述の情報に書かれている記事の、
このエラーは次の場合に発生します。
・Office 2016 または Office 2013 を最新バージョンに更新していません。
 または
・Office 2016 に含まれる新しいバージョンと競合する単体の 2013 アプリがインストールされています。
Officeを更新する
Office 2016 をインストールする前にまず、Office 2013 を最新バージョンに更新する必要があります。
で、インストールする順番と最新の更新状態にしてインストールが必要なことが分かります。

新しい PC に、以前の PowerPoint 2013 を追加したい場合は、一度 Office 2016/2019 をアンインストールしてから、PowerPoint 2013 を先にインストールします。
念のため、インストールが終わった後、[ファイル]タブのアカウントの [更新オプション] で、[今すぐ更新] を指定して最新のバージョンに更新をしておきます。
その後、アンインストールした Office 2016/2019 を再インストールします。
以上の手順で、同じ PC に異なるバージョンの Office と単体アプリをインストールして使用できるようになります。

注)単体アプリと同じアプリが含まれる Office の場合は、単体アプリを追加してインストールすることはできません。


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セキュリティソフト「スーパーセキュリティ」の適用で Office アプリに不具合が発生 [Office全般]

MS コミュニティで、最近続けて以下のような質問がありました。

excel 2013で特定のsheetのみ電子印が表示されない

office2013 エクセルで挿入タブ選択時のみ 応答なし

パワーポイント2013がエラーメッセージが出て起動しない

Power Point 2013 が起動できません


原因はソースネクストの『スーパーセキュリティ』を使用していて、適切な設定を行っていなかったことにあるようです。
正常に動作しないアプリの実行ファイル(*.EXE) を、設定で例外にして、ウィルススキャンの対象から除外することで不具合を解消できるようです。

実行ファイルを高度な防御と呼ばれるウィルススキャンの例外に指定する
特定のファイルやフォルダをウイルス検査対象からはずしたい 【スーパーセキュリティVer.18】

特定のファイルやフォルダをウイルス検査対象からはずしたい 【ZEROスーパーセキュリティ/Ver.22】

※詳しい設定方法についての不明点は、ソースネクストのサポートに問い合わせて頂ければと思います。


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購入PCに付属している Office 2019 を初回セットアップする時の問題について [Office全般]

購入した PC に搭載プレインストールされている Office は、2018年11月頃から新しい Office 2019 に変わってきています。

数日前頃から、搭載されている Office 2019 を使用開始するために、初回のセットアップ (設定) を行おうとして、付属のプロダクトキーを入力すると、『このプロダクトキーは既に使用されています』というメッセージが表示されてセットアップができず、Office が使用できない現象が起きているようです。
現時点では原因が不明で調査中とのことです。

購入後の初回のセットアップで同様のエラーとなった場合は、サポート窓口まで問い合わせしたほうが良いでしょう。
原因判明に関わらず、使用できるようにセットアップの対応をしてもらえると思います。
<2019-04-04 追記>
PC に付属の Office 以外に、Office 単独で購入したパッケージ版、Excel、Word などの単体版でも起きているようです。


なお、すでに初回のセットアップが済んでいるプレインストール版の Office を、別の PC にインストールしようとした場合、別途購入したパッケージ版の Office の再インストールや、 2台目の PC へのインストールなどで、プロダクトキーを入力して行った場合にも、同様のメッセージが表示されてきます。
この場合は、インストールする手順が誤っているためで、初回のセットアップ時のエラーとは異なります。
※Q&A コミュニティの質問を見ていると、この間違いをしている人が結構多くいます。

購入時のプロダクトキーは、初回のセットアップで一度使用するだけとなっているためで、セットアップが完了すると Microsoft アカウントにライセンスが紐づけされます。
このため、2回目以降は Office アカウント のページにアクセスして、初回使用した Microsoft アカウントでサインインしてインストールしますので、購入時のプロダクトキーを使用することはありません。

また、購入した PC に付属している Office は、付属の PC のみで使用可能なライセンスで、他の PC では使用できないためです。

※プロダクトキーカードは Office を所有している証明になることと、Office と紐づけされた Microsoft アカウントは変更ができませんので、紛失したり、忘れることが無いようにしてください。
サポートに問い合わせの場合、所有確認のために購入時のプロダクトキーを聞かれることがあります。


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Office, Windows などの新元号への対応についての情報 [Office全般]

いよいよ明日4月1日に新元号が発表されます。

Office、Windows などでも、これまで新元号に対応するための更新プログラムが何度か配信されていますが、3月時点までの情報は以下で参照することができます。

新元号への対応について

日本の新元号に関する Office の更新プログラム の内容を見ると、Excel 2013 は 64ビット版は対応しており、32ビット版はまだ対応していないようです。
変わるまでまだ一か月あるので、対応するとは思いますが。

随時情報が更新されると思いますので、必要な方は確認されたほうが良いでしょう。

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Office のアプリが起動できない、または動作を停止するときの対処方法 [Office全般]

Microsoft Office 2013, 2016, 2019 の Word、Excel、PowerPoint などのアプリが起動しなくなったり、起動してもすぐに動作停止のエラーとなって使用できなくなるといった現象が、突然発生することがあるようです。

例えば、
・昨日までは問題なく使用していたが、今日使用しようとしたら起動しなくなった。
・「Microsoft xxxx は動作を停止しました。問題が発生したため、プログラムが正しく動作しなくなりました。」というエラーが表示されて終了してしまう。
・「このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できません。アプリケーションのイベントログを参照するか、コマンドラインツールsxstrace.exeを使用してください。」と表示されて使用できない。
といったような現象です。

Office に原因がある場合は、Office の修復や再インストールなどで正常に回復できることが多いようです。

Office アプリケーションを修復する

修復時などに、「webservice.dll が見つからないため、コードの実行を続行できません。」というようなエラーが表示される場合などは、Windows のシステムファイルの破損などが起きている可能性が高いため、Office の修復や再インストールを行っても正常な回復ができないようです。

このような問題が発生した時には、コマンドを使用してシステムファイルの検査、修復を行うと正常に回復できる場合があります。
以下の情報の、方法3、方法4 の DISM コマンド、SFC コマンドを、コマンド プロンプトで管理者として実行します。(Windows 10 以外でも使えます)
実行は 10分前後かかります。完了後は PC を再起動します。

Windows 10 - Windows Update に失敗する場合の対処法

関連情報
Office2013が立ち上がらない
エクセル、ワードの件


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小さなフォントサイズの文字、ルビ(ふりがな) の文字色がグレーになる現象 [Word]

Word 文書でフォントサイズが 5~6pt などの小さな文字や、ルビ(ふりがな) の小さな文字が黒ではなく、グレーで表示される現象が発生しているようです。

Word 2019 と Word 2016 で確認してみましたが、ルビ (ふりがな) として使用される 5~6pt の小さいフォントサイズの場合、フォントの種類によって異なるようですが、ルビだけでなく本文の文字でも発生します。

以前はグレーではなく黒色で表示されていたと思うのですが、いつ頃からこういう状態になったのか定かではありません。
Microsoft のコミュニティで Office Premium の使用ユーザーが、3月13日の更新を適用したらルビがグレーになって見えないという質問を見かけました。

手元に Office Premium が無いので、永続版の Office 2019 と 2016 で確認したところ、小さいフォントがグレーになる現象が確認でき、2月の更新状態に戻してみましたが現象は変わりませんでした。

画面表示が 100% で、文字フォントがMS明朝の場合、フォントサイズが 6pt 以下では黒の文字色がグレー色で表示され、6pt 以上の文字は黒で表示されます。
游明朝、メイリオなどの場合は、本文の文字自体もグレーがかった色のためか、クッキリした黒ではないため、ルビなど小さな文字はグレー表示になります。
グレーになるのは画面表示だけで、印刷は黒になります。
画面表示をズームで拡大した表示にすると、すべての文字が黒で表示されるようになります。

念のため、ワードパッド、メモ帳、PowerPoint、Excel や、以前のバージョンの Word 2010 などでも確認してみましたが、PowerPoint 2019/2016 では同様の現象が発生するようで、Word 2010 も游明朝、メイリオなどの使用フォントによって発生します。
それ以外のアプリではグレーに色が変わる現象はありませんでした。

極端に小さいフォントは、Word のルビなど以外で殆ど使うことは無いと思いますが、使用フォントやズーム表示変更などで対応できるのではと思います。

参考
Word 2019 / PowerPoint 2019 / ワードパッドの表示状態の例
zu190317-1.png

Word 2016 の表示状態の例
zu190317-2.png

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スライド表示とアウトライン表示の切り替え [PowerPoint]

Office 2010 は 2020年1月と来年早々ですべてのサポートが終了となるので、新しいバージョンへの移行を検討中、あるいは既に移行済みという方が増えていると思います。
これまで PowerPoint 2010 を使用されている方は、新しい PowerPoint 画面の左側にあるサムネイル上部に、スライドとアウトラインを切り替えて表示するタブが無くなっていることに気が付くと思います。

PowerPoint のスライド画面左側に縮小表示されるサムネイル上部の、[スライド] と [アウトライン] タブは PowerPoint 2013 から無くなっていて、[表示] タブのプレゼンテーションの表示に、[アウトライン表示] のコマンドボタンが増えています。

PowerPoint 2010 の [表示] タブのコマンドとサムネイル
zu190308-1.png

PowerPoint 2019 の [表示] タブのコマンドとサムネイル (2016、2013 も同様)
zu190308-2.png


スライドの作成・編集を行う際に、スライドとアウトライン表示の切り替えで、都度 [表示] タブを選択するのも煩わしいですよね。
このスライドとアウトライン表示の切り替えは、別の方法が用意されていて、簡単に切り替えができるようになっています。

・ステータスバーにある [標準] アイコンをクリックして、表示を切り替える
 [標準] ボタンは、クリックするごとに、スライドとアウトライン表示を切り替えできます。
 PowerPoint 2010 の [標準] は切り替わりません。
・ショートカットキーの Ctrl + Shift + Tab で表示を切り替える
 3個のキーを一緒に押すごとに、スライドとアウトライン表示を切り替えます。

ショートカットキーは便利なので、よく使うコマンドは覚えておくと良いでしょう。
キーボード ショートカットを使用して PowerPoint プレゼンテーションを作成する


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Word のバージョンによる画像の [背景の削除] 機能の違い [Word]

挿入した画像の [背景の削除] という機能が、Word 2010 以降のバージョンにあります。
画像の必要な箇所だけ残して、不要な箇所は削除、透明化する機能で、前面で画像を配置すると、透明化された部分の背景にある文字や画像が見えるようになります。

新しいバージョンの Word 2019 では、[背景の削除] 機能が少し変更になっています。
新機能追加のある Office Premium や Office 365 に含まれる Word も同様に変わっているはずで、永続版の Office 2016 以前のバージョンは機能変更がないので、従来のままになっているはずです。

実際の例を以下に示します。
永続版の Word 2016 と Word 2019 に挿入した画像です。(左右対称の画像ですが意味はありません)

zu190306-1.jpg

図ツールの [書式]タブで [背景の削除] を指定すると、削除する領域が紫色に変わりますが、ここで違いが出てきます。
従来は、保持する領域の範囲を表す四角枠が表示されますが、Word 2019 は四角枠が無くなりました。

zu190306-2.jpg

四角枠の有無に関わらず、[(+) 保持する領域としてマーク] と [(-) 削除する領域としてマーク] を使用して、画像の不要な領域を消して、残したい部分を表示する編集が必要になります。
従来は、四角枠の位置、大きさによって、異なる場所の削除する領域の一部が表示されることがありました。
下図の例は、四角枠を変えただけで、削除する領域などの指定は行っていない状態です。

[保持する領域としてマーク] で四角枠の外側を指定すると、四角枠のサイズが変わりますが、初めから四角枠を大きめにしてやれば良いだけになってきます。
[画像の削除] で透明化しても、画像自体の領域範囲は元のままで変わらないので、四角枠自体がトリミングとも違うのであまり意味がなく、仕様変更になったように思います。

zu190306-3.jpg

[背景の削除] で不要な部分を透明化しても画像の範囲は変わらないので、画像の [文字列の折り返し] が [前面]、[背面] 以外では、透明化された部分が空白の状態になります。
無駄な領域を小さくして、文字列などとの間隔を狭く配置するには [トリミング] を使用します。

zu190306-4.jpg

大きな画像の場合は、あらかじめ画像編集ソフトで不要な領域を削除した画像にしておき、Word に挿入して [背景の削除] を行ったほうが、[トリミング] を使用するよりも Word のファイルサイズが小さくなります。


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追加したフォントが Word だけ表示されない/使用できない時の対処方法 [Word]

Windows に標準で搭載されているフォント以外のフリーフォントや、はがき作成ソフトなどに付いているフォントなどを追加した時に、Office 2016/Office 2019 の Word だけフォントボックスに表示されなかったり、フォントボックスに表示されても、文字を入力すると別のフォントに変わったり、正常に表示されなかったりする現象が発生する人がいるようです。

Windows に標準搭載の日本語用フォントは種類が少ないので追加をするのでしょうが、メモ帳、Excel、PowerPoint など、他のアプリでは正常に使用でき、Word だけ問題が発生するとのことです。

Office 2016/Office 2019 はストア版とデスクトップ版と呼ばれる 2種類があり、購入した PC に付属でプレインストールされている多くは、ストア版がインストールされています。
追加フォントの問題が発生するのはストア版の Word の場合で、デスクトップ版は正常に使用できるそうです。

ストア版とデスクトップ版の見分け方は、Windows 10 の場合はスタートを右クリックしてアプリと機能を選択、それ以外の場合は、コントロールパネルのプログラムで、インストールされている Office 製品の名称を参照すると分ります。
Microsoft Office Desktop Apps がある場合はストア版
Microsoft Office xxxxxxx 2016-ja-jp のようになっている場合はデスクトップ版です。

Office アプリで確認する場合は、[ファイル]タブのアカウントを選択して、バージョン番号の最後に書かれている文字列で分かります。
バージョン xxxx (ビルド xxxxx.xxxxx ○○○) の、○○○が Microsoft Store となってのはストア版で、クイック実行となっているのはデスクトップ版です。

ストア版の場合、フォントボックスのフォント名の右に雲マークが表示されているフォントは、追加できるフォントを意味していますが、追加できないこともあるようです。

ストア版の Office を使用していて、追加したフォントの使用で問題があるような場合は、デスクトプ版に変更して解消できることが多いようです。
ストア版の Office をアンインストールして、Office 用の Microsoft アカウントで Office.com にサインインして、マイアカウントページ (サービスとサブスクリプション) からインストールで、デスクトップ版に変更できます。

<参考情報>
Office 2016 搭載機なのに日本語フォントが少ない
ワードでのみフリーフォントが表示されない
ワードでインストールしたフォントが使えない

どうも、ストア版の Word は問題がいろいろと多いようです。

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